書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

西日本が…

のほほんと過ごしていたら、西日本が大変なことになっています。京都の桂川の様子は昨日ニュースでも見ましたが、広島岡山あたりが大変なようです。相変わらず湖西市は雨が降るにしても平穏で隔絶されている雰囲気さえありますが、各地の被災状況が気になります。昨日の真夜中になって、岡山で工場が爆発という情報が流れましたが、その時にはまだ不確かな情報だったのですが、朝起きたら事実が確定していました。この豪雨の中、工場の爆発まで…アルミ工場ということで、雨水が入り込んでの化学反応とかなんでしょうか。人的被害も気になります。

昨日の晩に桂川のニュースを見ている段階では、ギリギリなんとかなりそうだなぁ、という感想でした。実際、京都においてはその時以上の被害は報じられていませんが、西日本がこんなに大変なことになっているとは。

今朝の朝刊でも、すでに死者が十数名と報じられています。不明者も多く出ていて、この先が心配です。地震の時もそうですが、こうした被害の全容は、すぐにはなかなか把握できません。被害の把握も大切ですが、助けられる人を助けるのが一番大事ですから。警察消防自衛隊、そして消防団も活発に活動していることと思います。消防団はその活動中に団員にも大きな被害が出た東日本大震災以降、自分と家族の安全を確保してから活動するようにと、方針を変えました。その方針を、しっかり守って活動をしてほしいと願っています。

また、被災地の皆さんにおかれましても、大変な時ではありますが、消防団員にも家族がいるということ、そして本職の消防職員とは立場も待遇も権限も何もかもが違うということを理解していただいて、協力しあってこの非常事態を乗り切っていただけるよう、お祈り申し上げます。

とりあえず、義援金ですね。それから、被災地で経済が停滞する分を、元気なエリアで補って経済を回して、その経済の力も被災地に届くようにしなくては。もう日本人は十分に学んだと思います。災害が起こったら、義援金と、消費活動。自粛ムードは一番ダメ、です。