書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

下見の旅もつつがなく終了

今回の行程は思ったよりも厳しくなく、予定通りのタイムスケジュールで夕方には帰って来ることが出来ました。醍醐寺三室戸寺といった大きなお寺も回っていますが、下見も上手になったので、手早く済ませられるようになったようです。

でも、見所を撮影して来るの忘れたなぁ。ビデオを作る段階で、素材が足りずに困ることになるかもしれません。ちょっと心配。

天候不順な中での旅でしたが、本格的に降られたのは三室戸寺だけでした。そして、その時に限って傘を車に置きっ放しというね、危機感が無いですね。機材を濡らすことだけは絶対に避けなくてはならなかったのですが、壊れない程度に濡れました。この程度で済んで助かりましたが、ダメですね。傘さえあれば十分なサイズの機材だというのに。テレビカメラぐらいになると、ビニールかぶってますもんね。あそこまで用意するのは大変でしょうに。

坂道以外は意外に安全運転の隣寺住職のおかげで、危険な場面も無く帰って来ることが出来ました。彼はこの後、四十九日法要に行きました。お疲れ様です。私は今夜は休憩できます。

体力的にも大変ですし、いろいろ見てこなくてはならないというプレッシャーも感じる下見の旅ですが(それでも撮り忘れがあるし)、楽しみでもありました。旅に行くこと自体も楽しいですが、本番の車内で、要所をかいつまんで事前に案内が出来るようになるし、どう案内しようか、ネタバレじゃ無いですけど、行くことが楽しくなるように案内するにはどうしたらいいか、そんな事を考えるのが楽しいんです。これは下見に行かなくては、絶対に出来無いことですからね。

いつもよりも下見に行く時期が早いので、今回の模様を忘れないようにしておかなくてはなりません。三ヶ月後。きれいさっぱり忘れるには十分なほどに時間があります。早めにメモをまとめるなどして、記憶の維持に努めるのが、これから一番やるべきことですね。もしくは直接声にしてしまって、それを録音しておくとか。その方が気持ちも声に乗って、後から思い出すのにより良いかもしれません。良いマイクもあるし。ここはひとつ、挑戦してみようかな。