書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

なんども書きますけれど、精神的負担は半端ない

法事に出かける前、すごく緊張します。お腹の調子がいつも悪いです。この悲鳴は、お檀家さんには絶対に気づかれないでしょう。なぜなら、敷居を跨いだ瞬間、別人のようにスイッチが入るから。緊張し、お腹が下りかけている私は、そこにはいないのです。いなくなってしまうのです。不思議。

それでもその瞬間まで緊張しています。朝からずっと。時には前日から。お勤め終えた際の開放感はすごいです。お盆の後の開放感には敵いませんけれど、すごいです。

法事の予約のない日の朝は、とてもリラックスして迎えることができます。ここまで違いがはっきりしていると、自分に多重人格があるんじゃないかと本気で信じそうになります。とても不思議。

ほかの和尚さん方はどうなのでしょうか。こういうことはあるのでしょうか。それとも私だけなのでしょうか。もう20年も繰り返しているのに、いまだに緊張するなんて、普通なら信じられないかもしれませんね。でも緊張するんです。すごいんです。鉄の心臓や、毛の生えた心臓が欲しいです。