書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

教化主事代理業

久しぶりに教化主事さんの代理業です。名古屋にある曹洞宗東海管区センターからの招集で、企画委員会が開かれます。メンバーは各宗務所の教化主事。ここで年間の教化センターの行事予定など詳細が報告されます。来年度分もザッとですが報告されます。これを元に来年度までを見通しながら、今年度の各宗務所の事業を進めて行くことになります。

大事な会議ではありますが、必ずしも教化主事でなければ務まらないかといえばそんなこともなく。まあでも、今回は代理で来ていたのは私だけでしたね。

午前10時からの会議ですが、引き続き教化指導員研修会が開かれますので、そちらの受付と、そのまま参加してください、というのが教化センターの考えです。受付も各宗務所ごとです。100名前後の参加者のようでして、教化センターが代表して受付をするには参加者の顔もわからず大変だという理由だと思うのですが、伝統的に各宗務所が受付を一名派遣することになっています。

しかし我が宗務所はおそらく最小の9名。寺院数がダントツに少ないですから…おかげで、受付業務の大半は、待っているだけです。受付時間は12時~13時と1時間もありますからね。

しばし研修会の様子を伺って、途中退席。市内のホテルへ向かいます。今回の第二目的。ホテルにこもって仕事をする。隔絶された場所で仕事をすると、捗るんです。この点は別の宗務所の庶務主事さんとも話が非常に合いました。楽しかった。

晩まで研修会に参加して、ホテルに入るつもりだったんですが、講師さんが人気だったようで席が全然足りず、途中で椅子席だけは追加されたのですが、すでに集中力を失いかけていた私は、車に退避しました。車でしばらく仕事をしようと思ったんです。どこでも仕事できる環境は整えてありますから。そのうちに雨が降り出してしまったので、そのままホテルへ向かった次第。濡れたくなかった…

そんなわけで、電話も鳴らず、来客もない環境で、非常に充実した時間を過ごしました。たまにはこういう環境がいいものです。お寺にいても宗務所にいても、来客、電話、多いですから。事務仕事あるあるだと思いますが、仕事がノッてくると中断させられる事態が発生するんですよね。ホテルの場合はそれがありません。嬉しい。

月に一度くらい、こういう環境で仕事ができたら嬉しいんですけれど。業務で使うデータベースの機能拡張とか、こんな時にか取り組めないんですよ。今回は1つ機能を足す予定で来ました。少し形ができたところで、実はライセンス的な問題が発生しかねないことが発覚。別の手立てを考えることに。檀家さんの住所録に、地図を表示したかっただけなんですけれど。

単純な回避策は思いついているので、他にいい案がなければ明日ゆっくりとそれを実装します。難しくなく、サクッとできる予定。チェックアウトは14時まで延ばしてもらったので、ゆっくりやってもまだまだ他に仕事ができます。他には何をしようかなぁ。