書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

オーニングテントをつけてみた

オーニングテント。うむ。カフェのオープンテラスとかに使われたりする伸縮する軒先。棒を使ってクルクルすると伸び縮みするやつです。それをつけました。

雨の日に古いベランダの下が雨漏りするのにずっと困らされていました。構造的に下から漏れるとしか思えないので、ベランダに対策するとすれば付け替えしかないような状況。長いこと妻と二人で色々考えた結果が、オーニングテントの設置でした。

ベランダの上にオーニングテントをつければ、結果的にベランダ下への雨漏りがかなり軽減される、という按配です。

そこまでは良かったんですが、実際の設置は苦労しました。その前に、Amazonに出店しているお店から購入したのですが、西濃運輸の支店留め配送しかできないということで(それも昨秋から。もっと早く動いていれば。)、それを取りに行くのも悩まされました。

長さ3m。前の愛車なら多分それほど苦労せずに積めたはずですが、今は小さくなってしまいました。妻の車がフリード。果たしてこの車に入るだろうか、と。メジャーで測ったところ、入るように見えましたが、しかしそれでも、実物を載せてみない事には分かりません。ドキドキしながら1時間かけて支店まで行って、西濃運輸のお兄さんと、「乗るかなぁ」「うわぁ、どうかなぁ」「乗った!」というやり取りをして帰ってきたのでした。

嬉しくて、帰り道にスタバでイチゴ何たらかんたらを買っちゃいました。

それからすでに数日経っているのですが、ようやく今日、設置作業に取り掛かることができました。まずは取り付け方法の確認。説明書は英語。ここが一番の肝だなというところだけはGoogle翻訳でしっかりと確認しました。あとは斜め読みで。英語読めなくても雰囲気で、ね。

どうやら付属の取り付け部品はコンクリート壁用らしいので、木造用のネジを買いにジャンボエンチョーまで。他にも、足りないものをいくつか買いました。この辺りは「オーニングテント DIY」と検索すると細かく解説してくれているサイトがすぐ見つかります。私もそれをみて部品を揃えました。

最後の問題は、壁のどの部分に木が入っているか、ということです。古い建物で、外側はトタンです。金属穴あけ用のドリルでトタンをぶち破ってみると、その下は石膏ボード。さらにちょっと穴を開けると、空洞…

空洞じゃ、駄目です。よくよく測ったら、屋内側にある柱のところに合わせてネジを入れれば、ちょうど良さそう。テントの左右の端から12cmぐらいのところに、壁との取り付け用金具をネジ止めするんですけれど、まあいい具合に柱がありました。

結果、片方はバッチリでしたが、片方は駄目。確かに石膏ボードの下に木の部分があるのに、ネジが全然効かないんです。ちょっと上にずらして穴を開けてみたら、木が割れてました…効かないわけだ。

左に数cmずらして、ちょうどトタンの凸の部分に金具を合わせる形になってしまいましたが、そこならガッチリとネジが効きました。凸部につけたせいで金具の安定感が損なわれていますが、ネジが効いているなら大丈夫でしょう。

最後に、20kgもある本体を、取り付け金具の位置まで持ち上げて、取り付けです。これは二人掛かりでやれば簡単でしたが、最初は向きを間違えてしまいました。やり直す時の徒労感といったら。

8時から始めて取り付け完了は15時。DIYのページには、DIYに慣れた人なら1〜2時間で、と書いてありましたが、これが慣れている人と慣れていない人との差でしょうかねぇ。ともかく、無事に取り付けができました。早速今夜は雨なので、雨漏り具合が確認できそうです。あとは取り付け強度に問題がないといいんですけどね。素人仕事の一番怖い部分です。あー、心配。