書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

熱も下がった最終日

隣寺の和尚の体調は、だいぶ回復したようです。まだまだ不安な点もありますが、昨日よりは遙かに顔色もよく、ほっとしました。彼がいないとやはり物足りない。これは参加者の総意だと思ってます。

最終日の今日、京都市の南側にある番外元慶寺さんへお参りし、その後は滋賀県へと移動します。三井寺石山寺という、かなり大きなお寺へ立て続けに参拝です。

三井寺は本来は園城寺(おんじょうじ)と言う名前なのですが、境内でもなかなかその本来の名前を見かけないほどに三井寺という呼び名が定着してしまっていますね。面白い。いずれ本当に三井寺に名前を変えちゃうんじゃないかな。

石山寺もまた大きなお寺です。紫式部と縁のあるお寺で、その特別展も開かれていたのですが、境内の一番高台で開かれていたため、たどり着けませんでした。その代わりに紫式部の石像を見学したり、かなり歩き回りました。一人で。

たっぷり楽しんだ後、山門の近くでお檀家さんと合流。門前にある骨董品屋さんのような雰囲気のお店へ、お檀家さんとともに吸い込まれていき、私はガラスで作った辰の置物をお買い上げ。干支が揃っていたようなのですが、この辰が最後のひと品だったようです。かっこいいのに、なぜ残ったのか。ウサギとか、かわいかったのかな。5千円ぐらいでしたので、ちょっと奮発した自分へのお土産と言い聞かせて、お支払いしてきました。

そういえば、自分用のお土産って、初めて買ったな。どこに飾ろうか、考えるのが楽しいです。

ここを出ると、あとはもう帰るだけです。意外と早くたどり着けそうな予定となりました。車内ではなんとか到着時間を遅く出来無いかという意見が出るほど。参加者の中の大半は奥様です。早く着いちゃうと、晩ご飯の用をしなくちゃならないんですよ。私もそれは重々承知していますから、なんとかならないかと思案しましたが、妙案は出ず。とにかく晩ご飯のおかずを売っていそうなお土産屋さんとサービスエリアを選んで休憩に当たるという方法で、納得をいただきました。

私もせっかくなので、おかずを購入。妻に連絡したら、買ってきてくれたらひと品助かるということでした。勤めとはいえ、これで留守していた分を補えるでしょうか。ドキドキしますね。

一泊ですと、短く感じますが、二泊ですと、そろそろ子どもたちの顔を見たくなってきます。勝手なものですけど、でも、起きている時間に帰れるのは、うれしいですよ。