書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

西国札所巡り二日目

今日は京都市内が多かったです。渋滞に巻き込まれるのを心配しましたが、運転手さんが京都市内の状況に詳しいということで、何ら問題なく、しかも清水寺への参拝のタイミングが予定通りだとゴールデンタイムに重なるということで、参拝順序を急きょ変更したりといったことにも柔軟に対応していただきました。運転手さん、感動です。ありがとうございます。

運転手さんのファインプレーのおかげもあり、京都市内の参拝もこれでほぼ終了。明日参拝する番外札所の元慶寺は中心部を外れるので、問題はないでしょう。

ほっとした気持ちで、夜の宴会へと入っていきました。

しかし、実は今日、大変な事態も起こっていたのです。一緒に御随喜いただいている隣寺のご住職が、午前中から高熱を出してしまったのです。熱を測れたのは宿に入ってからなのですが、朝一番の札所から様子がおかしい。先達をしてもらっていたのですが、フラフラとしているんです。寝不足だうとなんだうと、最高のパフォーマンスを発揮するために妥協を許さない男なのですが、その彼がフラフラしているということはつまり、制御できない異常が発生しているということです。

すぐに大丈夫かと声をかけ、私が携行している解熱剤で急場をしのぐことにしました。

その後は何とか一日過ごすことができましたが、宴会中は部屋で寝ていました。途中起きてきて食べれるだけ食べて、また部屋へ。しかし、食べられるということはまだ回復する力があるということですから、その点では安心かなと思っています。

明日の朝、元気になっているといいのですが。熱以外の症状はないようなので、とにかく熱が引いてくれるのを願うばかりです。

これが参加者さんの中で体調を崩す方が出たらと思うと、やはり心配ですね。別行動で宿へすぐに入ってもらって、休んでいただくしかありませんし。幸い平日ですので、医療機関はどこでも空いてますから、受診も可能。でも、同行する人員が足りません。やはりもう一人、和尚に参加してもらえたら安心できるなぁ、などと考え込んでしまいました。