書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

弘法様のお祭りが今年も無事に

毎年4月の第一日曜日に修行している弘法様のお祭り。良いお天気でした。毎年満開のタイミングで迎えるミヤマツツジとさくらですが、今年は咲き始めるのが早く、葉桜も混ざり始めていました。それでも、まだまだ綺麗でしたから、良かった。このお祭りのイメージは、やはりお花ですから。

正太寺がお釈迦様の降誕会(誕生日)をお祝いする花御堂を、弘法様に合わせて本堂中央に設置するせいもあります。なんか色々ごっちゃになっているように、お檀家さんは感じているかも。一年で一番参詣者の集まる行事に合わせてお釈迦様のお祝いをしたいものですから、すいませんねぇ。

消防団に加わっていたために、その入団式と日が重なるこのお祭りは、2年続けてお昼に帰ってきてのお勤めでした。昨年は直前の年度末に退団したので久しぶりに一日ずっとお祭りに携われたのですが、今年はもうそれが当たり前のように朝からお寺にいることができていて、自分の感覚もすぐに以前のものに戻ることができて良かった良かったと、ジーンとしました。

朝からドタバタしながら、でも途中でお団子をつまみながら、楽しいんですよ、このお祭りは。お世話にんさんが20名近く。婦人部の役員さんは20人以上の方にお手伝いをいただいて運営しているお祭りです。私一人ではもちろんできません。たくさんの、本当にたくさんの人のお手伝いで運営ができて、そして大勢の参詣を得て成り立っているお祭りです。

もしかしたら私が気づかないところでもっとご厄介をおかけしている方がいるかもしれませんが、今後も賑やかに開催していきたいと思っています。お釈迦様と弘法様、歴史に残る偉大な祖師の御功徳を受けられる日ですからね。皆様、どうぞよろしくお願いします。