書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

伊豆へ

宗務所梅花流詠讃歌奉詠旅行のため、伊豆へ向かいます。今回はバス3台。参加費に対して宿のグレードやバスへの積み込みなどがやけに立派という、大変お得な旅行なのです。4年間のお稽古、お疲れ様の意味も込めて、宗務所が当初から赤字で行う、サービス事業です。その点をもっと宣伝すればさらに参加者が増えたのかもしれませんが、参加者が増えれば増えるだけ赤字が増える構造のため、なかなか難しい。

一泊となると、家を留守にする上での心配事もたくさん出てきますからね。そういう意味でも難しいんですよね。

旅行の中心となる奉詠は明日です。ですから今日は、完全なる観光旅行。新東名で沼津へ向かい、そこから南下していきます。中伊豆ワイナリーで早速お土産を買い込んで、浄蓮の滝の近くで昼食。ちょうど見頃となった河津桜を見物し、下田で海賊船クルーズ、最後に加山雄三ミュージアムを見学して、宿に入りました。盛りだくさん。何か削って出発を遅くしてくれたらいいのにという意見も事前に出てしまったぐらい盛りだくさん。

感触としては、参加された皆さんは、存分に楽しんでいただけたと思っています。出かけてしまえば、後は野となれ山となれ、楽しいんですよ。楽しまなきゃもったいないんですよ。

宴会もいつものように盛り上がりました。梅花の講員さんたちのパワーはものすごいです。全体の人数は減っていますが、パワーは衰えず。これで人数がまた増えるといいんですけどね。もう少し若い世代が興味を持つような梅花服とか、曲目とか、演奏のバリエーションとか、出てくるといいんですけれど。

今日は伊豆半島をぐるっと回りました。明日は修禅寺様ですから、ちょうど一周できる形になります。実は修禅寺様、私はまだ行ったことがありません。有名なお寺なんですけどね。ちなみに、温泉場としては修善寺と書きます。漢字が違うんですよ。豆知識です。