書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ランチタイム

息抜きのためにランチへ出かけました。妻と2人のランチは気楽で良いです。

先月も伺ったお店へ、再び。多米峠を越えて豊橋市へ入り、数分のところにあるカフェ。スパゲティランチのスパゲティが何種類化から選べるので、一つずつ食べてみようという試みです。前回はカルボラーナ。今回は明太スパ。

なぜかカニの風味が強くて、不思議な感じでしたが、味は大変よろしいのです。茹で加減もちょうど良いですし、好きですね。

しばらくまったりと過ごして、帰りに子どもたちの学用品を買いながら戻りました。本屋さんの文具コーナーで筆を買ったのですが、どれが書きやすいのか分かりません。並んでいるのはすべて初心者向けのような表記があります。弾力があった方が書きやすいはずなので、そういう表記のものを選ぶのですが、これで果たして本人が書きやすいと感じるのかどうか。使い比べてみないと分からないですよね。

学校の授業でも書写の時間に筆を扱いますが、ぜひいろんな筆の書き比べも体験させてもらいたいです。そもそも、筆の書き心地にいろんな種類があるなんて、私も大人になるまで知りませんでしたから。そこから興味を持つ子もいると思うんですよ。苦手だと思い込んでいた子も、書き心地が変わるだけで上手に書けたりするものです。

ボールペンと万年筆、これはもう全く別の筆記具ではあるのですが、しかし万年筆だと下手でも書くのが楽しいと感じる、私のような人もいます。筆の書き心地も千差万別。いろいろ試すうちに、楽しみを感じる筆に行き当たることもあるでしょう。そういうきっかけを与える授業を、小学校でやって欲しいなぁ。今度学校へ行ったらお願いしてみようかな。

普段、学校の教育内容については先生にお任せしておけば大丈夫、という考えでいるのですが、久しぶりにお願いしたいことが見つかりました。何種類か学校で筆を揃えてもらわなくてはならないので、予算的に難しいとは思いますけれど。お寺で使っている筆を少し提供と言うことも考えられますが、正太寺で使っている筆は、基本的には師匠が気に入った筆ばかりになっているので、多種多様という感じでは無いのです。すぐにはちょっと実現しづらいかなぁ。でも、良いと思うんです。

ランチタイムを確保したおかげで、こんな気づきに出会えました。今日も良い日でした。