書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 20180131 引き続き予算編成

今日も普通に出勤してしまいました。少しは休めばいいのにと思いつつ、来週の人権現地学習の担当である人権主事さんが当番となっている曜日のため、ここはやはり顔を出さざるを得ないだろう、と。出勤の理由はもはや人権主事さんに会うため、といっても過言ではありません。

もちろん予算のことでいつも頭はいっぱいですけれど。予算所会が終わるまでは、いつまでもあーだこーだと悩んでしまいます。さほどいじれるところもないのですが、よりよいものに、いや、本音を言えば、予算所会の審議を大過なく通過できる予算書になるように、という思いの方が強いですね。紛糾はさせたくありません。

そうすると結局、元々赤字にならざるを得ない予算といえども、なるべく赤字の幅が減るように、無理に経費を削減する前提の予算になってしまいます。でも、もうこれ以上は削れないというラインが見えたので、今年度からはそれを一段落させて、増やすべきところは増やさなくては、という考えも持っています。

経費削減は大切ですが、そのせいで必要なことが出来無くなっては、ジリ貧になっていくだけです。特に研修には力を入れなくてはならないというのが所長のお考え。今の予算ではまだとてもその意向が反映されているとはいえません。もう少し。でも積み増しすれば赤字額が増す。赤字額が増せば予算所会での審議がどうなるか分からない。

下手したら予算書を大幅修正して後日再審議、なんてことにもなりかねません。そうなると一応規定の日当を払う必要があります。赤字を減らすために、経費が増える。でも組織の体として、やるべきことはやらなくてはなりません。その上で維持できる体制を組むべきと言うのが、こちらは私の持論。

そんな事をいちいち考えているからなかなか予算書が完成した、といえる状態にならないんです。そろそろ教化主事さんにも相談しないといけないしなぁ。完成と言えるまでの道のりは、まだまだ長いです。