書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大晦日。それは特別な日。

今年も兄弟たちが手伝いに来てくれて、年越しの最終仕上げをかなり楽に行うことができました。あれは全部自分でやるとなると、半日かかっても終わらないだろうなぁ…

毎年のことですが、貴重な休みを裂いて手伝いに来てくれる兄弟に、感謝です。

昨年までの2年間は、大晦日の夜を消防団の詰所で過ごしました。今年も三役が変わっただけで同じように過ごしていることでしょう。多分カニ鍋。OBも寄って来て、賑やかに。三役だけは相手をしながら時計とにらめっこして夜警に出かけて行くんですけどね。

12時になるとみんなでお宮さんへ行って初詣。一年の村の火防を願うわけです。火防の神ではないですけど。

そこを私は朝からお経だからと、1人初詣をせずに帰っておりました。

三役OBは基本的には少しは顔を出すべきとは思うのですが、悩んだ末に行かないことに決めました。確か以前に、寝かせてくれよ、と言っておいたような気もしますし、正直なところ、もう無理の効かない歳ですし。明日も5時に起きて支度をして、6時から元朝祈祷をお檀家さんと勤めるのです。日頃の夜更かしの成果で、4時間も寝れば朝のうちは十分体力が持つような体になっていますが、無理がかかっているのは間違いありません。疲れもたまって来ているこのタイミング、しっかり寝ておくのが吉です。

そんなわけで、いつもの年越し。眠って年越しです。ゆく年くる年までは起きていません。

ご縁をいただいた皆様、まだご縁をいただいていない皆様、皆々様が良き年を迎えられますようお祈りしまして、眠りにつくのです。良いお年を。