書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

至福のいちにち

IMG_2744ついにやってきたぞ、この地へ。

ここは沖縄。昨年、長男の誕生日に合わせて訪問した地を、今度は家族全員でなぞる旅です。そっくりそのまま同じではないですけれど、大体同じ。事あるごとに長男が、ここ来た事があるという感じのことを言い出して、うっとうしがられるという旅です。

午前中はホテルのビーチを散策。これはまあ、なんとなく。そのままホテルの売店でお土産を物色。来たばかりなのに。

いい加減動き出さないと時間が勿体無いということで、近くの岬へ。真栄田岬という有名なスポットがあるのですが、そのすぐ西側、裏真栄田と呼ばれる場所があります。ここは、他の場所が風が強い時にも非常に穏やかな場所。今日も風が強く吹いていたのですが、そんなことを全然感じさせない表情を見せてくれました。

ここで、ちょっとした磯遊び。サンゴを拾ったり、少し水に入って魚を探したり。結構すぐそこに魚がいるものです。1時間ほど楽しんで、これまた近くにあるビオスの丘へ。ここからは、長男といった場所。

ここはいろんな植物があってその気になれば何時間でも楽しめる場所なのですが、子連れの場合はまずはスタンプラリーでしょうね。クイズに答えながら園内を一周できます。長男は二度目だというのにほぼこれだけで満足していました。

昼食も園内で。売店で売っていたじゅうしー(沖縄の炊き込みご飯)のおにぎりを食べました。美味しい。

アスレチックも充実していますが、こちらで楽しんだのは30分ほど。次の予定の時間が迫っています。スタンプラリー完走のご褒美を受け取って、車へ戻ります。目指すは比謝川。沖縄で一番大きな川、だったと思います。

この川で、カヤックに乗るのです。長男とは日中のツアーを楽しみましたが、今回はサンセットツアー。

もちろん曇ってます。

昨年担当してくださったスタッフさんも覚えていてくださって、ツアー中に川から拾い上げたメヒルギのタネの生育状況を報告すると、喜んでくださると同時に、次のステップのアドバイスもいただきました。再会が非常に嬉しかったです。

ただ、今年の担当は別の方。今回は子どもに一番人気、という方。これまた楽しい方でした。ツアーはサンセットを目指すものでしたが、肝心のサンセットは期待薄、ということで、昨年同様のマングローブなどとの遭遇を中心としたツアーをしながら、うまく夕日が出そうなら、そちらも楽しみましょうということに。

結局夕日はかけらも出ませんでしたが、でも十分に楽しかったです。学校でもカヤックを経験した長女はなかなかのパドルさばきで、ペアを組んだ私は随分楽をさせてもらいました。いやー、なんども言いますが、楽しい。

アクロバティックな乗り方をするわけではありません。でも、川で漕いでいる、それだけでとても幸せなのです。浜名湖でも体験できるんですけど、ここまで水面が穏やかなことは滅多にないですから。

そんなこんなで十分に楽しんだいちにちでした。ツアー中に撮った写真は後からメールで送ってくださるそうで、それも楽しみです。iPhoneも防水になったので持っていっていたのですが、結局取り出すことはありませんでした。だって、その時間がもったいないんですもの。

晩御飯はホテル近くの、言ってみれば居酒屋のようなところで、三線のライブを聴きながら、美味しくいただきました。メニューが居酒屋メニューで、沖縄料理をアレンジした食べ物が多くて、これがまた美味しい。味付けが濃いように思えて後から喉が乾きませんから、実際にはそんなに濃くないのかもしれません。

今日はさらにもうひと頑張り。ホテル内でシーサーに色塗りをする体験をしました。妻がずっと、子どもたちにやらせてあげたいと言っていたことなんです。ようやく実現しました。色を塗るだけなのですが、全員1時間半ぐらいは熱中していましたね。シーサーは対の方がいいでしょうから、5人家族だと一人余ります。その一人に私がなって、うろうろしてました。でも、楽しんでいる子どもたちを見るのは幸せでしたよ。同じアングルから何度も写真を撮ったりしてね。

明日はもうほとんど帰るだけです。予定も立てていません。ホテルでなるべくのんびりして、私の休息タイムも設けたいですね。