書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

引き続き現職研修会

二日目。今日は講師さんを迎えての研修です。

お一人目は、長く熱田神宮宮司を務められ、現在は若宮八幡社宮司としてお勤めの副野 均さん。同和問題にとりくむ愛知県宗教教団連帯会議の副議長も務めておいでで、教誨師としてもご活躍。軽快な関西弁で人権学習講師としてご講演をいただきました。

そもそも関西弁の講師さんというのは珍しいんです。関西エリアの方に来ていただいても、割と標準語でお話ししてくださいます。さらに珍しいのは、宮司さんであるということ。宗教を壁を超えて、おいでいただきました。お互いに興味津々の部分はありますから。せっかくなら終わった後に懇親会でも設けるべきだったかなと、今更ながらに思います。

まあでも、夕べ寝るのが遅かったので、体がしんどいです。話しすぎましたね。

午後からは曹洞宗宗務庁からの派遣講師。曹洞宗総合研究センター委託研究員 菅原研州さん。控室で少しお話をさせていただきましたが、その場とはうって変わって、終始真面目なお話をしてくださいました。昨年と今年のおそらく二部構成だと思うのですが、宗務庁サイドでは坐禅会を盛り上げたいようで、現代のお寺で坐禅会を行う上での注意点などについてが中心だったでしょうか。

すいません。昨日に引き続き、今日もほとんど講演の場にはいませんでした。お弁当受け取ったり、お布団返したり。行事が動いているということは、事務も発生するということで。

別の場所で行う場合は、いかに事務所機能をその場に作り上げるかが勝負の分かれ目になるのですが、現在の形であれば宗務所のすぐそばで開催できるので、その点は非常に助かっています。事務所機能をフルに活用できるのですから。こんなに便利なことはありません。

おかげで今日の研修も、進行に何ら不安を覚えることなく、全日程無事に終えられました。次回もこうありたいものです。