書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お祭りの日曜日

入出のお祭り2017 朝9時から弁天様でご祈祷。正太寺の門前には弁天様のお社があります。管理は自治会が行っていますが、お祭りの時のご祈祷は、私どもがお勤めしています。ご祈祷の時間は15分ぐらい。年々短くなっているような気がします。お経のペースが早いのかな。来年は少しゆっくり目を意識したいと思います。ただ、終わって10時からお祭りの主役である白山西宮神社にて神事があります。参列の皆さんは全員そちらへ移動しますし、氏子総代さん他役員さんたちはそちらでも準備をしなくてはなりませんから、弁天様でのご祈祷が早く終わるのに越したことはないという事情もあったりして。

そんなみなさんと同じく、私も実は今日、なかなか忙しく、ご祈祷を終えた後に新居町の地域センターで開かれる教育研究集会に参加しなくてはなりません。先生と保護者で一緒に考えようという触れ込みなのですが、事前の案内では内容があまりよくわかりません。とにかく分科会もあるということ、学校から一人保護者に出席してもらいたいということでしたので、PTA会長として出席して来ました。先生の説明では会長でなくても良いような事でしたが、分科会があるとなると、他の人に行ってもらうにはちょっと気兼ねをしてしまいます。

9時40分に全大会が始まり、10時から分科会とのことでしたが、9時からご祈祷ではどうあがいても間に合いません。当初から遅刻前提の参加でした。到着したのは10時10分頃。受付担当の先生も、事前にその旨伝わっていたようで、快く対応していただけました。分科会にも途中からの参加でしたが、話し合いに入る前の段階で入り込めたので、浮かずにすみました。いや、浮いてたかもしれないけれども。

私の入った分科会のテーマは、特別活動と言われる、体育大会や合唱コンクール、縦割り班での活動、児童発案の活動などの市内各校での事例を取り上げて、それについて議論をするという内容でした。

6人ほどのグループに分かれ、およそ50分の時間を費やして、やたらと盛り上がりました。自分たちが小学校中学校だった頃の話まで紹介しあって、非常に興味深い話し合いとなりました。

この結果を今後の教育活動に生かしてくださるということでしたが、あの議論の中身をどう生かすのか、これらそれを考えなくてはならない先生方にちょっと同情しますよ。話が色々飛びすぎました。私もだいぶ喋られてもらいましたので、この場を借りてお詫び申し上げます。すいません。

午後からはご祈祷を一件。支度からお勤め終了まで、1時間ぐらいですね。支度はだいぶ手早くなりました。

そして間も無く、文化祭の片付けです。これは結構大変でした。作品も丁寧に扱わないていけないし、数が多いし。飾る時の方が大変だという頭があったのですが、実際にやってみると、どちらも大変でした。

晩御飯を食べ、二日目の補導に出かけます。今夜は21時から餅投げもあり、おそらくその時間まで子どもたちが残っている可能性が高いため、確実に帰宅させるために気を張って臨まなくてはなりません。1日中雨でしたので、早く帰って休ませないと、明日は学校ですからね。

そんな心配は杞憂に終わり、子どもたちはみんなすぐに家に戻ったようです。偉いなぁ。

こうしてお祭りの日曜日は終わりました。法被も着れず、残念な年になりましたが、お神酒のお接待を執拗に受けたりと、それなりに楽しめる瞬間もありました。雨の中なのにみんな楽しそうに屋台運行していたし、なんだかんだ、良いお祭りだったと思います。雨は雨で、屋台が綺麗に見えるんですよね。カッパ着てますけど。 入出のお祭り2017 明日は片付けです。一応手伝いに出れる予定。でもまた1日雨の予定。それがちょっと気持ちを億劫にさせます。