宗務所の同僚のお寺にて、本葬儀が執り行われることになりました。夏に先代ご住職が現職のまま遷化され、つい先日ようやく後任となる副住職が住職辞令を管長猊下からいただいてきたところです。
諸々忙しい中をなんとか本葬儀の打ち合わせ会を開くところまでこぎつけました。ほんと、お疲れ様です。
彼はそのお寺の子息ではなく、住職同士が同級生という縁で、副住職となりました。同じ市内とはいえ、地縁も血縁も無い場所で、必死に頑張っている姿を見るにつけ…
「背負い込みすぎだよなぁ」
と思うのでした。もう少し人に仕事をぶん投げて楽をすれば良いのに、と。私も人のこと言えたもんじゃありませんが、最近は少し人に任せるということを心がけられるようになってきましたよ。
彼の真面目な性格が災いすることがなければ良いと、願うところです。
打ち合わせ会は書類の誤字があった程度で問題なく終了。随喜のお寺さんがたもこなれた方が多いので、残りの準備は直前に行うのみとなりました。本葬儀だけであれば、準備としてはそんなものでしょうね。お寺としての、役員さんと協力しながらの準備は、これからが正念場です。若い住職を、どうぞ助けてあげてください。真面目さはすでに十分にお檀家さんの間に知れ渡っていることと思います。よろしくお願いします。
随喜の和尚さん方も、どうぞよろしゅう。