書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

入出の運動会

入出では、運動会を毎年開催しています。今回で46回目?だったかな。市長さんが来賓でいらして、自分よりも年上だと話されていました。市長さんは43歳。ちなみに私は42歳。運動会先輩にはお世話になっております。

昨年、一昨年と、消防団員として参加しました。競技をひと枠任されて、ずいぶん緊張して過ごしたのですが、今年はそれがなく、ただただ子どもの付き添いでいる程度ですので、お気楽です。その付き添いも、全員小学生ですから私の元にはほとんどおらず、私の方が身の置き所がなくて困ってしまうぐらいでした。

そういう時は現役の分団三役のところで油を売るのが、盆踊り以来の定番行為となっております。そういえば、そうして一緒にいる時間があっても、あんまり質問されることもなくなって来ましたね。就任6カ月目。だいぶこなれて来たのでしょう。未だ火災出動がないのでその点がずっと不安でいるようですが、こればっかりは、無いのが一番ですから。でも実際のところ、一度出動すると、以降、だいぶ気が楽になるんですよ。実際の現場の雰囲気がちょっとでも分かると、心構えもしやすくなります。必要以上の緊張もしなくなります。毎日が穏やかに送れるようになります。

新しい三役でも、今年も変わらずひと枠担当していました。いよいよ恒例となって来たバケツリレーです。

恒例になりつつあるなというのがよく分かったのが、出場者の集まり具合。小学生がメインの子ども 対 大人 という構図で行うのですが、特に子どもたちは参加するとリレーに使用したバケツをお土産にもらえます。一年生でも水の入った状態で持てるように土遊び用の小さなバケツなのですが、これが意外に欲しがられるのです。

3回目となると子どもたちももう分かっているのか、始まる前から列を作って参加待機状態になりました。大人たちもさほど声をかけずとも集まって来ます。昨年はずいぶんマイク越しに叫んで参加者を募ったものですのに…

まあともかく、後任の分団長が賑やかに取り仕切ってくれていたのは、嬉しかったです。来年も頑張ってください。

入出の運動会は、お昼で終わりです。以前は一日やっていましたが、今は半日だけです。それでも十分楽しいですし、暑い時期ですので体力的にもそろそろ一日は辛いから、私にとってはちょうど良い判断をしていただけたものと感謝をしています。

でも、こうした地域の運動会は取りやめのところが増えて来ているようですね。子どもたちを見ていると、なんだかんだ楽しそうに競技に参加しているので(お楽しみ競技ばかりですし)、これをやめてしまうのはもったい無いなと思います。純粋な競争がないから、みんな気楽に楽しめて、いいのかもしれません。競い合うのは部活でも経験できますから、地域の運動会はこういう形でいいんだと、思います。

来年は自治会三役も二年間の任期を終えて交代する予定です。そうするとまた、運動会を継続するかどうか、議論になることでしょう。今の気持ちとしては、まだしばらくは、続けていっていいんじゃないかなぁと、感じています。