書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

カフェタイム

夏休み前に長女が呟いておりました。

「カフェ巡りをしたい」

1軒目は早々に行けたんです。コメダですけど。私もカフェらしく自由な時間を過ごしました。iPad miniを使ってここの日記を書くというね。

まあ、そこでiPad miniの反応速度がだいぶ遅くなっていることがはっきりしてしまい、小さなPCを買い求めることにつながったわけですが…本来の目的である車載ナビとしての能力は、まだまだ現役です。

その後、あれよあれよという間にお盆に突入してしまい、ずっとお預けになっていました。大企業なら10日前後の夏季休暇、中小企業でも5日間ぐらいはお休みになるこの時期に、お寺は休みなし、むしろお寺をあげて忙しく、お盆が終わった後は通常業務という勤務体制ですので、子ども達にとってはなんともつまらない父親かもしれません。

最後のエスケープは昨年の西表島旅行(三泊四日)。旅行を計画し、お金をかけないと、休暇が取れないのです。一泊二日の旅行なら他にもちょいちょいとは出かけてますよ。先月も奈良に行きましたしね。ただそれが休暇なのかというと、会社員で言えば週末のお出かけと同一ですから、休暇と表現するのはちょっと違うと思う。

三泊なんて、もう一生できないかもしれないな…

そんなわけで。三人の子どものうち、下の二人は妻のお在所にお泊まりしているので、長女と妻の三人でカフェへ行きました。ときわカフェ

後数分早く到着していればお得なモーニングが楽しめたのですが、今回はランチタイムをめがけてきましたので、良いんです。

娘と私はフレンチトーストとドリンクの組み合わせ。どうしてもフレンチトーストが食べたかったのです。

娘はそれで大体満腹だそうで。私は結局足らなくなって、ランチメニューにあったサンドウィッチを単品で注文。メニューには見当たらなかったんですけれど、ちゃんと価格設定もされておりました。

フレンチトーストも美味しいし、サンドウィッチも美味しい。大きめのサイズだったので、妻は一個ぐらい回ってくるかと期待したそうですが、あまりに美味しいので勢い余ってばくばくと食べてしまいました。

食の細い私でもそういうことはあるんです。

久しぶりにウィンナーコーヒーも飲んで、ご満悦。長女も六年生ですからね、カフェをカフェとして楽しめるお年頃。一緒に幸せなひと時を過ごせました。

旅行に行けずとも、カフェに行ければ割と満足かもと思える昨今です。でも、旅はしたいです。見聞を広めるという意味もあります。同じ日本であっても、ちょっと場所が変わるだけで全然違う世界です。それを聞くのと見るのとでは、やっぱり全然違うんですよね。檀家さんとの会話にも活かされます。旅は、どんどんしませんとね。子どもを連れて行けるのも(ついてきてくれるという意味で)、後何年もないんでしょうから。