書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

教職員組合主催の講演会

こうタイトルを打って正しいのか分かりませんが、参加者の側としてはそう捉えていますよ、ということで。

職員組合、中でも女性部が主体となって開催された講演会に、有り体に言えば動員をされて行って来ました。おそらく、市内各校PTAが二人ずつ参加、残りは先生でしょうね。ざっと会場にいる半数以上は先生だったことになります。

古くは戦後間もない頃に設立された会が元となっているようで、子どもたちを守りために集まった先生たちの思いが形作って来たことがうかがえました。

とは言え、スローガンの中に唐突に憲法に関するワードが出て来たりもして、その瞬間はどうしてもしらけてしまいました。個人的にですけどね。

政治的な集会で、同じ志の人が集まる場であれば、憲法についてその場にいる人が同じ方向を見ている前提で話すことは当然のことでしょうが、今日はPTAを動員した場ですから、いろんな考えの人がいるはずです。いろんな考えを尊重できるように子どもたちを教育するべき立場の先生たちがこれではちょっと困るなぁ、と。

冒頭の挨拶で少し触れられた程度のことなのに、ここまで反応する私もどうかと思いますけれど。いかなる思想であっても、押し付けられるのは嫌いなものですから。

講演は、浜松フラワーパークの理事長さん。私は存じ上げませんでしたが、かなりの有名人のようですね。お話も大変興味深く、面白く、一瞬寝落ちした以外はずっと楽しく過ごさせていただきました。(寝落ちは寝不足のせい)

フラワーパークの宣伝も兼ねてるとおっしゃってましたが、行きたくなりましたよ。最後に行ったのはいつだったかな。理事長に就任される前であることは確かです。経営を立て直すために理事長に就任されて以来、どんな風にフラワーパークを変えたのか、見てみたくなりました。

動員された感の強い状態で迎えた日ですが、この講演は、聞けてとても良かったです。主催された先生方、お疲れ様でした。