書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

水泳大会を見に行く

長女が湖西市水泳記録会に出場しました。小学校の児童数が少ないので、6年生の運動部の子は、基本的には全員参加なのです。

多分運動音痴の部類だと思う子なのですが、とにかくひたすら努力をする子でもあります。水が怖かったのに、練習の甲斐があって泳げるようになり、今では私なんか足元にも及びません。

あー、潜水とか、水中でんぐり返しとか、水中での器用な遊び方ではまだ負けてません。

私が子どもの頃は、ミニバス部と音楽部だったかなぁ。夏になると運動ができる子だけ水泳部になって、秋になるとその子たちが陸上部になって。大会に合わせて運動できる子を選抜して出場させていたように思います。

当然、私にはお呼びはかからず。ミニバスのCチームとして、いつも外周を走って帰る日々でした。あの頃は児童数が多く、その割に体育館が狭かったから、バスケットボールなんてほとんど触りませんでしたね。よく文句も言わずに走っていたものです。

今はどうかというと、運動部と音楽部の二つです。これは変わりませんが、夏になると運動部の子は水泳に取り組みます。秋になると陸上に取り組みます。運動部と音楽部の二つともをやることもできます。夏は発表会があるので音楽部、多分秋になると陸上になるんじゃないかなぁ。

そんなわけで、運動部に入った娘は、強制的に水泳をやることになったわけです。最初は1年だけでいいから運動部に入って欲しいという妻の言葉を真剣に捉えて運動部に入った娘でした。

学年が上がると再び所属先を選ぶことができますが、今度は娘の意思で運動部を選択。6年生になっても再度運動部を選択。私からすると、信じられない行動です。水泳は嫌だと言っているのに、でも運動部を選ぶんです。

そうして一年中運動を続けているせいか、マラソン大会もだいたい6位ぐらいをキープしています。全部で20人ぐらいしかいませんけどね。でも上位ですよ。すごいです。短距離はなかなか速くなりませんが、それでも運動会でビリになるシーンは見ていません。幼稚園の時にはマラソンはベリ二位、運動会はべりが指定席だったのに。

我が娘ながら、努力と継続力に、頭が下がります。こんなに出来すぎた娘だと、いつかグレやしないかと、かえって心配になります。今のところ、そんな気配は微塵も感じませんけれども。

そんな娘が水泳記録会に出場したんですから、何としても見に行きますよ。そして結果は、真ん中よりちょっと下ぐらい。平泳ぎに出場して、予選タイムで一位の子とは10秒ぐらい差があるけれど、最下位の子とも10秒ぐらい差があります。本当に真ん中ぐらい。立派なものです。しかも実は自己ベストを2秒も更新ですよ。素晴らしい。

もっとすごいなと思ったのは、みんなちゃんと50m泳いでいること。参加資格が50m泳げることになっているので、当然みんな泳げるわけですが、娘の学校は運動部の6年生は全員参加しているんです。全員50mを平然と泳げるんです。速い遅いは当然ありますけれど、平泳ぎはともかく未だクロールで50mを泳げない私からしたら、尊敬するレベルです。(他の種目に出た子でも、クロールで50m泳ぐことはみんなできるらしい)

ひたすら努力を続けて来た娘。嫌いな水泳でチャレンジをして、自己ベストも更新。満足気でした。嫌いなのに絶対休まなかったですしね。親バカかもしれませんけれど、本当、素晴らしい子です。今日ぐらい、公然とべた褒めすることを、許してください。