書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

7月前半は、執務日が2日しかありません。今日と、明後日水曜日のみ。その後はお盆休務に入り、再開は19日。その間にも郵便物の点検などに何度か行きますけれどもね。泥棒よけの意味もあります。あまり空にしておくとよくありませんから。

今日は意を決して檀信徒大会パンレットへの広告掲載依頼の電話をかけ続けました。この会社ならばきっとご支援いただける、という意思のもとにリストアップされた名簿を使っているのですから、冷たくあしらわれることはありません。が、大きな会社であればあるほど、即決というわけにはいきません。

現状、半数以上の会社さんで、稟議書が回っているような状態です。

上層部でどのような判断がなされるか。とても心配ですが、今は待つしかありません。広告掲載による協賛の資金が、実は大会予算の中でもそれなりのウェイトを占めています。4年に一度の大会ですから、あまり節約しすぎて、小さな大会一つちゃんと開催できないほどに力の衰えた宗派と認識されても困ります。それならやらないほうがまだいい。

やるからには、しっかりと筋の通ったものを。そのためにはやはり最低限の形というものがあります。そういう意味では大げさにやっているわけではなく、節約しているという側面も多分にありますけれど。

広告掲載を引き受けてくださった会社さんの中には、厳しい経営状況の中、今までのお付き合いもあるからと、思い切って協力を申し出てくださった会社さんもあります。それは、まだまだ曹洞宗というものに期待をされているということでもあります。

多分、どの会社さんも、宣伝が第一の目的ではなく、純粋に、大会を盛り上げるためにご協力くださっているんだと思います。その期待にそぐわぬように、ギリギリまで内容を詰めて、参加された皆さんの記憶にしっかりと留められるような大会にしたいと思います。ハードル高いけど。もう内容も決まってますから、運営面で努力して、気持ちよく過ごしていただくことに注力ですね。