書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大雨の中、宗務所出勤

大変な大雨でした。こんなに降るのは台風の時ぐらいです。空梅雨の話題になると、こんなに降らないのに、降り出すと災害みたいな降りかたしますよねー、なんて話していたところだったのですが、見事にその通りになってしまいました。

宗務所のある浜松市中区でも川沿いの地域には避難勧告まで出ました。警戒水位を超えたそうです。川が氾濫することはなかったものの、街の中心部でも地下道に水が溜まってしまうなど、被害というか影響というか、色々出たようです。雨を避けて地下に入ると、そこには川が広がっているという。

もっとも、大雨の時に地下に入るのは危険を伴うので、できれば避けた方が良いですし、そもそも外出を避けて情報収集に専念した方が良いですね。

こんな時には各会社ともに通常営業だったようで、たくましいというか、なんというか。

宗務所も通常営業をしました。浜松市は7月盆なので、お寺さんによってはすでにお盆のお経が始まっています。それ以外のお寺でも、お盆直前ということで、宗務庁に届け出るような書類は今のうちに片付けておきたい、という意識が働きます。

そこに来て大雨。この雨だとお客さんも来ないし、お盆のお経の予定があっても延期になったりして、時間がポッと出来たというお寺さんもあることでしょう。そうした時に、宗務所に書類を持ってくるというのは、十分に想定されるお話です。

ですから、こういう時こそ、宗務所は臨時休業にできません。台風と違って、道中がそこまで危ないということもありませんでしたしね、朝のうちは。

幸い、宗務所は雨漏りもなく、落ち着いたものでした。問題があったのは、我が家。庫裡のベランダで排水口詰まりが発生し、どうにも水が通らず、溜まった水が部屋の中まで入り込む寸前、妻がバケツでかき出すという事態に。びしょ濡れになったそうです。

本当にありがとう。大変なことが容易に想像できる行動を、ためらわずにやってくれる思考回路を持ったあなたが妻でよかった。

そんなわけでして、私も帰ってからも色々とやることがありました。大変な1日でしたね。皆さんはケガなどなかったでしょうか。無事でありますように。