書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

景気のいい話

景気のいい話をおひとつ。

娘の用事で浜松まで出かけ際、娘めのお疲れ様を兼ねて遠鉄百貨店でランチと洒落込みました。「卵と私」でオムライスです。

場所は8階。隣は催事場。

席が少しだけ足りないので、しばしの待ち時間。ふと催事場に目をやると、イージーメードスーツを扱う「イージーオーダー」さんで、スーツ2着セールをやっていました。パッと見、普段の1着分の値段で、2着作れる模様。

お店は6階にあるのですが、今日まで数日間、催事場でセールをやっているようです。一番お休み組み合わせなら、54,000円で2着です。AOKIで買うのと変わりません。それなのに、イージーメードです。フルオーダーとの違いは、仮縫いが無いことだそうで。フルオーダーだと仮縫い状態で体のフィッティングを確かめて、それから本縫いをするため、単純に倍の手数がかかるわけです。それを省くことで、それなりに体にフィットしたスーツが作れると。

こちらのお店、先輩からその良さを教えてもらっていまして、いつかは1着作りたいと思っていたのでした。でもその前に、この出っ張ってしまったお腹を引っ込めないと、と考えていたら、それからもう3年ほど経ってしまいました。

実は今着ているスーツ、お腹がきつい。秋冬物はなんとか履けましたが、ちょうどこのシーズンに着る春夏物が、苦しい。ボタンを外してなんとかしのげる状態。

なるべく安く、急いで買うか、6月下旬にまた着る機会があるので、それまでに少しでもお腹を引っ込めるように努力をするか、悩んでいたところでした。

お腹を引っ込める努力はここしばらく、かなり意識的に取り組んでいるんですけれどね。

それにしても2着でこの値段なら安い。下手にその辺で1着買うより、もしかしたら安いかもしれない。というわけで、オムライスを食べた後に、買ってしまいました。

食後でも苦しく無いサイズです。詰めることは可能だというので、お腹が引っ込んだらいじってもらえばいいでしょう。調整が効かないほどに引っ込んだら、ご褒美にもう1着作るというのも、考えただけでやる気が出ますね。

宗務所の任期が終わればスーツを着る機会もほとんど無くなってしまいますが、師匠が保護司を定年で退いた後釜に据えられた場合は、また着る機会がドカンと増えます。定年まだがんばるとはいえ、それなりの立場にいますので、後任を探さずに辞めるというのもバツが悪いでしょうから、引き合いに出される可能性は、無いとも言い切れません。

そんな先のこと(定年まで3年ぐらいある)を考えるまでも無く、今すでにお腹が苦しくて、ともすれば変にお腹が圧迫されて気分が悪くなるぐらいですから、ここで対処しておくのは良い選択だと思います。うん。

仕上がりは6月24日。スーツを着るのは6月27日。ちょうど間に合います。春夏物と秋冬物の組み合わせとしては、おそらく最安値の生地を選んでますが、それでも仕上がりが楽しみです。