書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

師匠がいなかったら、今日という日をどうやって乗り切ったのだろうか

朝、7時過ぎから大きめの交差点にて交通安全週間のアピール活動。午前中からお昼にかけて、葬儀。初七日(地域によっては「三日七日」とも)以降のことは師匠に頼んで、宗務所へ急行。

宗務所では来週の決算所会に向けての職員会議が開かれました。決算書を用意する者のための、つまり、私のための職員会議でした。書類は出来上がっていたものの、最終点検と印刷がまだだったので、結構慌てました。でも、朝には交通安全週間のアピールをする側でしたから、安全運転安全運転。焦る気持ちを抑えて、ゆっくり運転。

決算以外の部分で職員会議が想定よりも時間を要し、これまた次の予定が気になり始めてしまいました。夜はPTA本部役員が小学校に集合し、本部役員以外のPTA役員選定会議です。今日が締め切りだった投票結果をもとに、お願いの電話をかけて回る、というのがその実態。

兄弟で在校中の場合は、両方の学年で選出されてしまうこともあるので、最初にその辺のチェックをし、電話をかける前に本部役員と面識のある人であればどんな人か一応聞いてみながら、いざ電話。

19時半集合ですから、もたもたしているすぐに遅い時間になってしまい、電話ができなくなってしまいます。とはいえ、昨年度にPTA規約の役員選出の部分が改正され、今までのやり方では適当ではない部分も出て来て、どうするどうするとワタワタして時間が過ぎ去っていくという場面もあり、スリリングな時間を過ごしました。

最終電話がけラインに設定した21時に至る頃、無事に全役員が決まりました。いやー、(私以外の)本部役員の手際の良さが光りましたね。素晴らしい。

というわけで、今日選出されてしまった皆様方、一年間よろしくお願いいたします。この日記を読んでいる方は、いないだろうなぁ。

こんな1日を過ごしたわけですが、師匠がいなかったらとても回らない1日でした。葬儀の日程をそんな簡単にずらせるわけでもないので、もし師匠がいなかったら、今日という日をどうやって乗り切ったのか、考えただけでゾッとします。職員会議の時間には絶対に間に合わないし、それを遅らせてもらったとしても、PTAに支障が出るし。PTAはPTAで、今週金曜日に引継会があるので1日でも早く役員さんを決める必要がありました。にっちもさっちも行かない状態だったんです。

今日の予定の中で、自分に調整権がある予定は、PTAだけでした。それも、あるにはあるけど、でも今日しかやるときはないよ、という、あるようで無いという権利でした。恐ろしいことです…

「師匠がいなかったら」そんな前提は、今は考えずにおきましょう。考えたところで、どうにもなりませんから。