書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

最後の水出し訓練、雨で中止

消防団生活最後の水出し訓練の日だったのですが、雨のために中止となりました。残念。

第7分団の場合は、内浦湾を埋め立てた田んぼの農道を舞台に、だいたい毎月一回、放水訓練をしています。年度最後の今日は、ポンプ車(いわゆる消防車)と可搬ポンプを出動させての大きな訓練になる日でした。

私もこの日のために、訓練シナリオを準備して楽しみにしていたのですが、生憎の雨模様。雨が降ってもやれないことはないですが、団員に風邪をひかせてしまっては緊急出動の際に人手不足になりかねません。

仕方ないので、座学を開催。ようやく初めての一年を終える新入団員を主な対象として、なかなか学習する場のない、出動から現場到着、放水開始までの流れを順を追って再確認しました。意外にこの辺り、体系的に理解している団員は少ないように思います。七分団だけかもしれませんけど。

その後、慰労会。訓練後には毎回、食事に行ったり、地元の居酒屋で一杯やったりというのが恒例です。夕食抜きで訓練に駆けつける団員も多いため、特に食事は重要です。居酒屋は、まあ、お酒が好きな団員も一定数いますのでね。

こういう場で、先輩からいろんな話を聞くのもまた、大切。七分団においては、非常にうまく機能していると思います。お酒の無理強いとか、よく問題視されることが、その問題点を理解した上で、しっかりと避けられていることがいいのでしょう。立場が上の者が、下の者がさらに下の者に対してそうした態度に出ないように、いつでも気を配っています。素晴らしい。

最後の訓練の日に、団員みんなの勇姿が見れなかったのは残念でしたが、ほかにも素晴らしい姿をいっぱい見せてもらえました。いい仲間たちと、いい二年間を過ごすことができたと、胸を張って言うことができます。みんなありがとう。あと数日の間は、まだ上の立場に立たせてもらいます。よろしくね。