5月30日から、改正個人情報保護法が全面施行されます。今までと大きく違うのは、5,000件未満のデータであっても、法律が適用されるという点。
小規模事業所ではそんなにたくさんのデータを扱うことがなかったので、管理方法についてそれほど細かく策定する必要性は、少なくとも法律面からは薄かったのですが、5月30日以降はそんなことも言っていられなくなります。
お寺も同様。檀家さんの名簿も当然保護対象。扱いには十分な注意が必要となります。
そもそも今までだって注意して扱っていましたが、管理方法にいくつか決め事ができましたので、それに従わなくてはなりません。これが大変。
宗務所にとっても当然関係してきます。僧侶の情報しかほぼ持っていませんが、檀信徒研修会の申し込み受付時には一般の方の個人情報も100件前後扱うことになります。もちろんそれらが外部に出ないように管理はしていますが、法律に照らし合わせて今一度確認が必要です。
第四宗務所管内のお寺さんに、こうした情報を周知するのも宗務所のお仕事。4月に宗務所報を発行する予定ですが、ちょっと遅いかなぁ。
3月の上旬の、宗務庁での実務担当者を集めた会議でも、おそらく話題に上がるんじゃないかと思っています。曹洞宗としての対応もあるでしょうから、ちゃんと勉強して来ませんとね。