書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

所変われば

無事に葬儀が終わりました。慣れない土地、初めて一緒にお仕事をする葬儀社。何もかも、新鮮でした。お役僧さんは湖西市浜松市から遠路お越しいただきました。渋滞や事故があると困ったことになるのですが、そういうこともなく。関係各位、ありがとうございました。

所変われば、ということを強く感じたことがありました。それは火葬場。入出の火葬場のようにのんびりとお勤めさせていただけて大変ありがたかったのですが、待合室というのが無いようでした。収骨時間の目安が伝えられた後、その10分ぐらい前に再度お越しください、というお話でした。

確かに敷地はそれほど広くありません。炉の入っている隣に建物がありますが、なんとなーく、そこは事務所しか入っていないのかな、というぐらいの広さに思えました。待合室になっていたとして、20人ぐらい入ったら、窮屈になってしまうような気配。

あの後、皆さんどちらで時間を潰したのか。私は葬儀場に戻って控え室で休憩することができましたが…

地元の人にとっては当たり前のことなのでしょうが、ちょっと面食らいました。

それもある意味では新鮮でした。全て勉強と思えば、何もかも身になる体験です。

一昨年、東京のお檀家さんに呼んでいただいた時も強く感じましたが、やはり遠方のお檀家さんにこうして声をかけていただけるというのはとてもありがたいです。今は国内であれば大体どこでも朝出れば晩には着けます。正太寺はどこまででも行きますよ!