世間の仕事始めからはだいぶ遅れましたが、宗務所が仕事始めを迎えました。
職員は全員寺院住職・副住職との兼業ですから、お寺のお正月がある程度キリに成らないと、宗務所が仕事を始めてる場合ではないのですよ。
正太寺の場合は昨日から初どきが始まったばかりで、全然きりになっていませんが、新年最初の宗務所行事である新年役員会が18日に迫っていますので、そうそう遅くするわけにもいきません。だいたい、影響を受けるのは私だけですし。
初どきの準備があるのでフル出勤は出来ませんが、仕事始めの日に出勤して来ました。1月の私の仕事は、新年役員会までの間に昨秋行った二つの研修会の修了証に名前を入れることと、税金の年末調整。
修了証の名入れはそんなに手間がかからず、例年のことなので半日あれば終わるつもりで計画しています。
宗務所における年末調整は、そもそも宗務所の給与はすべて乙欄であり、年末調整自体は行わず、源泉徴収票の作成と給与支払報告書等の提出を意味します。
本来の意味での年末調整であれば、それこそ年末までに行わなければなりませんからね。給与支給も年に二回、3月と9月だけですから、年末に調整のしようもない話で。
あ、すいません、数行に渡って乙欄というものを知らないと理解できない内容になってますが、気にせず読み飛ばしてください。
ところでこの源泉徴収票の作成ですが、毎年ある会計事務所が提供してくれているフリーソフトに頼って行ってきました。データを入れておけばまとめて印刷してくれて大変便利なソフトだったのですが、マイナンバーに対応した最新版で、印刷しようとするとエラーになるという現象に出くわしてしまい、現在お手上げ状態になっています。
代替になるソフトもなく、見つけられる範囲では、エクセルのシートにちまちまと入力をしていかなくてはならないものばかり。シートを職員の人数分用意する必要があり、3人分ぐらいならいいんですけれど、9人分となるとあまりに煩雑な作業になるので、ミスが出ても気付きにくそう。それを想像しただけで使う気が失せてしまいます。
Accessを使ったソフトもあり、フル機能が試せるけれど、シェアウェアのため、印刷すると余分な文字が入るという制限があります。金額によってはこれを選択するのが一番早いのかなぁ。
乙欄の源泉徴収票は複雑な計算も不要なため、自作するのも技術的な難はないのですが、さすがに今そんな元気はありませんので…
手書きすればいいんですよ、手書きすれば。色々試してみるよりも、単年度で考えたら手書きの方が早いです。でも、来年のことも思うと、ねぇ。
というわけで、しばらく検討の日々です。法令上、月末までに全てを終わらせなくてはなりませんので、あまり余裕はありません。まさかねぇ、印刷でエラーとはねぇ。バグなのかなぁ。バグならバグレポートするのが一番早いか…