明日の消防出初式で、空撮をします。私がドローンを持っていることはあっという間にバレていたのですが、それを使って撮影をしようという話が持ち上がったのが冬の始まりの頃。それから国交省に許可申請をしたりして、なんとか間に合って空撮が本決まりとなったのが先月の27日。
12時間後にはほぼ撮影を終えているこのタイミングになっても、まだどんな画を撮ったらいいのか分からないんですが、ともかく支度をしなくてはなりません。
ドローンによる空撮ですと、音声が録音できません。羽がやかましいから。消防署の職員によるビデオ撮影もするのですが、一応こちらでも用意はしておこうと、手持ちのビデオカメラの充電と、メモリカードの整理を始めました。
家庭用ですので、主には子どもたちの発表会などのビデオが入っています。ズボラなので未だにパソコンに取り込んでもいないものがたくさんあり、それらを取り込んで中身を空けようとしたのですが。
Adobe CCを導入したので最近は積極的にそれらをつかっているのですが、まだ扱いに慣れないため、メモリカードからの読み込みすら、なかなか一発で思った通りに読み込むということができないでいます。
今回も失敗して、読み込みをし直そうと、読み込んだデータを消したところ。ちょっと選択を間違えまして、メモリカード内のデータが全て消えてしまいました。
写真や普通に1つのファイルになっている映像データならば、ゴミ箱に移されたものを元に戻すだけでこと無きを得るわけですが、今使っているビデオカメラは、AVCHDという1つのファイルの中に複数の映像データを格納する方式をとっています。
そのせいで、ゴミ箱には入らないは、データは綺麗に消えるわで、もうてんやわんや。嫌な汗かきました。
最も、まだ消したばかりです。メモリカードに上書きで何かをコピーしたりしない限り、復元は容易です。
フリーソフトを探してきて、削除されたファイルの痕跡を探すと、すぐに見つかりました。多分全部。多分ね。
ファイル名の先頭が#に置き換えられてはいますが、データそのものは無事です。ファイルのタイムスタンプも残っているのでありがたい。写真のように撮影時の各種データを格納するEXIFデータというものがないので、ファイル自体のタイムスタンプが、日付と時刻を特定する唯一の手段なのです。
しかしいっときは焦りました。元に戻らなかったらどうしようと、大切なビデオですからね。さっさとパソコンに取り込み、バックアップもとって、安心して明日を迎えたい思います。