書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大晦日

とうとう大晦日になってしまいました。昨夜というか、今日の未明に眠りにつく際、何度か、数え間違えて実はもう一日猶予があるんじゃないかと願ったのですが、起きたらやはり大晦日でした。

今日も昼まで位牌堂との往復がありました。その一方で、正月飾りの最終仕上げも行います。兄二人と妹が手伝いに来てくれて、仕事はサクサクと進みました。昼過ぎにはそれらも完了。

あとは自分の事務仕事が完了すれば年越しです。

あ、夜警もね。

今夜の夜警は、忘年会も兼ねています。都合のつく団員が都合のいい時間にふらりとやってこれて、OBもワイワイと参加できる気軽な忘年会。その食事の具材として使うカニが、うちに届いてます。これを詰所に放り込んで、私の準備は終わり。17時から部長と班長を中心に買い出し部隊が出発し、19時から開会です。三役が大晦日に当番が当たっている大きな理由はここにあります。夜警にはポンプ車を使いますから、つまり運転をしなくてはなりません。お酒が飲めないんです。

元々飲まない私にとってはどうということのない話なのですが、他の二人にとってはなかなか辛い話です。これもお勤めの一つです。我慢しましょう。

1月1日午前0時をもって大晦日の夜警は終了。最後まで残った団員で、地元の神社へ初詣へ出かけます。それが消防団の慣習ということなのですが、私はそこへ参加せず、素早く帰宅してお風呂に入って眠るのです。

明日も5時起き。普段なら眠い顔をしていられますが、明日はそういうわけにいきません。お檀家さんが大勢見えてくださって、共に朝のお勤めをするのです。ね、眠い顔なんてできないでしょ。

現在およそ17時。この日記を書き上げれば、事務仕事の大半が終わります。この日記も仕事なんですよ。サボれないんですよ。

あとはまだいくつかちょっとやってしまいたい仕事はありますが、もうタイムオーバーかなぁ。他にまだやらなきゃいけないことがあるので、自分の仕事ばかりしていられません。

さあ、とにかく一区切りつけて、いよいよ年越しです。年越のお経は夜警の都合もあり20時から。ちょっと早いですけどねー。