書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お稲荷様のお祭り準備

稲荷殿の中のお掃除。年に一度しか行いません。2回ぐらいはやりたいんですけれど、どうしてもそこに至りません。

以前は濡れ雑巾でお社を拭いていたのですが、最近はダスキンです。外部とつながる隙間がたくさんあったのを少し塞いだら、汚れ方が大分大人しくなりました。おかげでダスキンで十分綺麗になるようになったんです。

それでもまだはっきりと大きな穴が空いているんです。あの穴、塞ぎたいなぁ。土壁の部分なので、素人がなんとかできるのかどうか、それすらわかりません。何かの工事のついでに直してもらえたらと思っています。

だいたい1時間ほどでざっと綺麗になります。何年も掃除を繰り返し、順序を最適化し、道具も厳選し、この短時間での掃除を実現しました。こういうところ、パソコンでプログラムを組むのと似ています。突き詰めると面白いです。自分で工夫のできる余地がある環境というのはとても楽しいですね。

修行道場も、あえて隙を作って、そういう環境を提供するようにしたら、また違った人材が育つようになるかもしれません。私がそういう意見を出す立場にいないので、この声はどこにも届きませんけれど。