書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

二日も続けてお寺にいる。

昨日今日と、二日続けて大して出かけもせずにお寺にいました。お寺の仕事にはなかなか取りかかれず、宗務所の仕事や消防団の事務なんかをしていました。

朝は地震のニュースから始まりました。朝食中だったため、気がついたのは6時半を過ぎた頃。どのくらいの地震なのか妻に聞いたら、7と答えるので、震度7と思い込んでせっかく進んだ復興が台無しになりそうだと悲しんだのですが、実際にはマグニチュードの数字でした。

津波も実際に到来し、仙台港では1m40cmでしたか、かなりの高さの津波でした。今の所人的被害のニュース聞こえてきませんが、本当に何事もないことを祈っています。

揺れの方の被害も聞こえてきません。朝の段階では火事の情報が流れていましたが、続報は確認できませんでした。無いということは、ひどい火事ではなかったのでしょうか。これから急に冷え込むことが予想されているのに、住むところを失うのは死活問題です。助けの手が差し伸べられますように。

大震災の頃、5年経っても余震はあり得るという情報がありました。あの規模を考えればそれもそうかもしれないと考えていましたが、実際にこうして津波も発生させるような地震が再び起こると、地球のエネルギーと人間の力の及ぶ範囲を比較して、想いを巡らさざるを得ません。

あまりにちっぽけな存在ですね、我々は。

ニュースを見いていても何もできないことはここ数年でよく学びました。日常を送れる人は日常を送ることがまず第一。大きな被害になったとして、日常を平穏に送れていなくては、支援もできません。そんなわけで仕事に取り掛かり、夜に至ります。

結構捗ったんですよ。それでも進んだ気がしないのは、ただただ、量が多すぎるだけです。