書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

大本寺さんで慶弔会

正太寺の大本寺さんで慶弔会(晋山結制と本葬儀)です。私も知庫寮員として随喜するご縁をいただきました。集まる僧侶の数が今までとはちょっと規模が違うので、かなり緊張しています。

また、大本寺さんは宗務所も同じ管内なのですが、教区が違います。こちらの教区で随喜させていただくのは、何と初。私が首座を務めさせていただいた師匠のお寺と同じ教区なのですが、随喜は初なのです。

そこは浜松市の中心部。お寺の規模感も違うんですよね。

幸い、知庫寮の人数は多めに確保されています。私に期待されているのはパソコンを使った集計事務というのもはっきりしているので、その点は気が楽です。

今回はわざわざ23インチのモニターと、プリンターを用意していただきました。何とプリンターは新品ですよ。方丈様はパソコンを使わないというのに。多分いずれお弟子さんが使われることでしょう。

パソコンは愛機を持ち込みます。必要最低限の荷物で家を出たのですがね、これが結構重量感がありまして、だいぶ重いです。宗務所通勤に使っているいつものバッグ(ひらくPCバッグ)と、頭陀袋の二つだけの荷物ですが、この中にMacBook Pro15インチ、電源アダプタ、マウスを始め、今夜は市内に泊まるので一泊分の荷物、充電器類、明日の朝食をコンビニに買いに行くための私服も一揃え。運動靴も。

着物で買いに行く勇気が持てれば頭陀袋はほぼ用無しになったのですがね。

外付けキーボードまで詰め込んだものですから、袋はパンパン。両方とも肩にずっしりと食い込みます。

しかし苦労して機材を持ち込んだおかげで、作業環境は非常にいいものが揃いました。画面サイズを除けば、普段の環境と同一です。普段は27インチですのでちょっと手狭ですが、限られたスペースの中で臨時に設置するには、23インチ程度はちょうど良いサイズ感です。軽いし。

知庫寮員としての仕事は半年ぶりです。4月に随喜して以来。10月はカメラマンとして過ごしましたしね。相変わらずミスが出てしまいましたが、大きなチョンボはなく初日が終わりました。祝麺が美味しい。

20時過ぎにはホテルに入ることができました。予想より早め。お寺に駐車場がないので、車は宗務所に置いてあります。ホテルまではタクシー。明日の朝もタクシーで移動です。徒歩圏内ではありませんし、この袋を持って移動できる距離は、かなり限られます。

随喜の僧侶にはタクシーチケットがあらかじめ配られています。今日明日で、タクシー代、いくらかかるんだろうなぁ…

この街中では、駐車場を確保するよりも安上がりなのかもしれませんね。私はとりあえず、自分の役目の心配をすることにしておきます。