書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

二日続けて葬儀

珍しく、葬儀が続いています。今日明日も、葬儀。どちらもちょっと急なことで、動揺しています。

今日から、葬送の辞を読むことにしました。葬儀開式の際に、参列の皆さんに短く平易な言葉で、葬儀をお勤めする意義をお話しします。

辞ですから、アドリブを交えた話ではなく、したためてきた紙を掲げで、朗々と読み上げます。普通なら奉書紙に墨書するところですが、私の場合は和紙風OA用紙に印刷したものです。遠慮なく合理化しますよ。できればiPadを掲げたいぐらい。紙とiPadの駆動エネルギーと、どっちがエコなのかなと真剣に悩むぐらい。

ちゃんと聞いててもらえれば、これがあるだけでも葬儀に望む気持ちが変化すると思います。曹洞宗の葬儀というものがどんな意味を持つのか、収骨後、初七日のお勤めの際には時間をたっぷり使ってお話をしていますが、一般会葬者はそれを聞く機会がありません。葬送の辞、ちゃんと聞いてもらえるように、読み上げ方もどんどん工夫をしていこうと思います。