書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

檀信徒本山研修会、2日目

本山での研修を終え、8時過ぎに下山しました。参加者からゆうちゃんのお墓へお参りしたいという要望が多く、添乗員さんが急遽案内してくださることに。

すでに山内には下山案内の放送が入っていたため、静岡県出身の修行僧が集まってきてくれていました。しばしお待たせすることになってしまいました。その間に撮った写真がこちら。

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山内には役寮という指導者としての立場で同安居がいて、彼の師匠と所長も親交があるため、見送りに来てくれていました。挨拶ついでに、研修の中にお参りも組み込んじゃった方がいいよと要望を。研修の一部ではおかしいので、閉講式から下山までの間に少し猶予を持たすようなカリキュラムができるといいですね。

總持寺さまを後にした一行は、一路東京へ。目的地は江戸東京博物館。こちらで見学の後、講釈師さんと共に近隣を散策、浅草ビューホテルで講談を聞きながらの昼食となりました。

お腹いっぱいで苦しいです。

今回の観光はこれでおしまい。この時点ですでに15時です。あとは一路郷里を目指します。道中、非常に順調だったのですが、それでも入出にたどり着いたのは20時半過ぎ。昨日の朝、6時からバスに乗った皆さんの帰着見込みは21時過ぎです。朝も早く、夜も遅くて大変申し訳ないことになりました。

帰りは手前のインターで降りて、先に乗った方から先に降りられるようなコースも考えられるのですが、バスの距離が伸びるとそれがそのまま料金に反映される仕組みになってしまったため、どうしても距離が短くなるルートを取らざるをえません。今回はそもそも赤字が確定している状態でしたし。

研修会ですので黒字である必要はありませんが、大幅な赤字は宗務所の財政力ではこらえきれませんので、避けなくてはなりません。でもこれがきっかけで次回の参加をためらわれてしまっては元も子もありません。難しいです。

今日のトラブルは、最後の最後、高速道路を降りてから私がバス酔いをしてしまったぐらいです。おかげでお寺に戻ってからも1時間以上使い物にならない身体でしたが。3号車の皆さんの中では、バスに酔ったという話は聞きませんでしたので、喜ばしいですね。

来年の研修会は本山ではなく、どこか別の場所へ行く予定です。行き先はまだこれから教区長さんたちと考えるのですが、本山とはまた違った魅力のある場所を選定したいものです。