書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

お彼岸休みもあるので、ちょっと前倒しでお仕事お仕事。中心になるのは書類の整理です。着実に進めましょう。目指せ空っぽの棚。

棚が空っぽになったら、また何かしらが入ってしまうのかな。

私は紙というものを絶対的には信用していません。無くします。燃えます。破れます。割と脆いものです。

もちろん、紙であることのメリットも今まで散々体験してきました。紙に代わるものとして今はデジタルへの意向を必死に進めているのですが、比べれば比べるほど、紙の方が優れている点が目に付きます。

それでも。空間に占める占有面積の少なさ、検索性の高さ、保存性の良さなどは、デジタルに圧倒的なアドバンテージがあります。

目に見えない存在というのが、一番のデメリットかもしれません。これはもう、全てにおいて障壁となりうるデメリットです。

そこを半ば確信的に目をつむり、デジタル化を進めているのが今の段階。知らぬ間にデジタルであることのメリットを享受してもらって後戻りできなくしよう作戦です。

というわけで、空いた棚に再び書類が収まることがないように、注意深く進めていかなくてはなりません。正太寺の書類もなんとかしたいのですが、それは宗務所の任期を全うしてからかなぁ。