書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

昨日は消防団員。今日は宗務所職員。正太寺の住職をしている時間がありません。

宗務所でも最近はひたすら書類の整理をしています。日記にも何度か書きましたが、過去の書類をコピー機のスキャナ機能で読み込んで、OCR処理して保管、紙は捨ててしまいます。

この繰り返しによって、だいぶ棚がすっきりしてきました。あと一息。来週中には次のステップへ進む目処をつけたいところです。

次のステップも、紙媒体のデータ化という点では同じなんですけどね。後生大事に紙で抱えている重要データ。それをいよいよ電子データ一本に絞ろうという取り組みです。

電子化じゃないんです。もうすでに電子化は成されていて、二重に管理している状態なのです。非効率極まりない。

ただ、さすがに無鉄砲な庶務主事であっても、独断で実行できることではありません。所長の同意は必須です。どうやって納得してもらうか。それを考えなくてはなりません。

一番心配するのは、私が任期満了で退いた後、つまり次期宗務所の職員がそれらのデータを扱えるかどうかでしょう。すでに、新任の書記さんでも扱ってくれていますから、本当に問題ないことではありますが、責任ある立場になればなるほど、心配は大きくなるんですよ。想像に難くありません。

もっと言えば、すでに紙媒体と電子データとで、データの同一性が保証できない状況になっているので(もちろん電子データは正しさを保っています)、存在価値は古いバックアップ程度のものしかなくなっているんですよ。所長に成り代わって事務を統括する立場として、大きな声では言えませんが。

さあ、どうしましょうか。ぼちぼち考えをまとめないと、私の中で情熱が冷めてしまいかねません。急がねば。