静岡県下一斉防災訓練の日です。北海道では尋常ではない水害が発生していて気がかりですが、今のところすぐにできることはあまりないので、訓練に集中です。
湖西市消防団は、基本的には各自治会の訓練に参加します。第7分団は、入出自治会で組織する、入出自主防災会主体の訓練に参加しました。
役割分担は、区内各所で行われる消化器取扱訓練のアドバイザー。本部訓練では自主防災会保有の可搬ポンプを使って放水訓練の準備のお手伝い。
あとはあんまりやることがないのです。昔はポンプ車を使った放水も行っていたようですが、訓練会場が変わり、水利が得られなくなってしまったので、やりようがなくなったというのが真相のようです。今日いろんな方と話して得られた結論です。
可搬ポンプからの放水のために小型の水槽を設置するのですが、その水の量では、ポンプ車ではあっという間に水がなくなってしまうんです。可搬ポンプであっても、あっという間ですけどね。
もう少し団員の活躍の場を設けたいのですが、自主防災会の訓練内容にピタッとはまるところがありません。自主的な訓練をするにしても、一応自主防災会訓練の傘下で行ったほうがいいでしょうし、内容を考えるのが難しいです。
平日に休みを取ってまで出てきてくれる団員たちのために、もっと団員の身になる訓練を提案するか(誤解の無いようにわざわざ書きますが、自主防災会の訓練は、一般参加者には十分に意義があるものだと思います。消防団の現状の関わりかただけでは、団員の訓練にはあまりならない、というだけです)、それともなるべく楽な状況を維持してあげるべきか、それもまた悩みどころです。
真面目な団員たちですから、これをやろうと提案すれば、乗ってきてくれるとは思いますけれど。
私の在任中の9月の防災訓練はこれで最後です。でもまだ12月にも同じ内容の訓練があります。3月に夜間避難訓練もあります。何か良い案が見つかれば、風変わりなこともやってみたいとは思っています。
写真はバケツリレーをする中学生(と見守る消防団員)。真面目に取り組んでくれました。今の子は、良い子すぎるような気もしますが。