書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

8月13日。12日目。

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いよいよお盆のおとき最終日。長かった道中も、ラストランと成りました。7月下旬の憂鬱だった気分のように、爽やかな気持ちが戻ってきました。ここまでくると、お盆っていいなって思えるようになります。

そして今夜も盆踊り。警備と称して17時から21時過ぎまでずっと待機。今日は子ども達も遊びに来たので、どこにいるのか遠目に見ている時間ができ、時間が経つのが少し早くなったように思います。

盆踊り終盤に差し掛かったときに、余った金魚すくいの金魚を大盤振る舞いしはじめまして、息子もそこに参戦。数匹の金魚を頂いてきました。問題はこのあとどうするか。

数年前の記憶がよみがえります。まさにこの盆踊りで手に入れた金魚をペットボトル水槽で三日間生かすことに成功した私は、ホームセンターで水槽を入手。子どもたちがお在所へお泊まりに出かけた間にペットボトル水槽から引越しをしたのですが、ものの2時間で全滅という事態を起こしてしまいました。

あの時は確か二匹か三匹でしたけれどね。結構勉強して水もちゃんと作ったはずだったのですが。

正太寺の池からメダカを数匹救ってきまして、子どもたちのご機嫌を伺ったのでした。

その後、2年近く、めだかの世話を続けました。子どもたちが水槽を洗えるわけもなく、もっぱら私の担当でした。1週間で随分ガラスが緑になり、2週間で中が見えないほどになってしまいます。かなり頻繁にお掃除が必要でした。

これはもうちょっと続けられないということで、また池に返したのです。それから1年ぐらい経つかなぁ。日記に書きましたっけね、このことは。

再び全滅の恐怖を味わうのと、金魚の命を自分の腕にかけるのも怖いので、今回は最初から池に放すことにしています。私の中では。

私が子どもの頃は、それが暗黙の了解でした。金魚すくいの金魚は池に放す。フナを釣ってきても池に放す。とにかく池に放す。

そうして特殊な生態系となって正太寺の池からは突然変異種が大量に…

そんなこともあるはずもなく。

川にでも繋がっているとなるといろいろ考えますが、どこにも繋がっていない池なので、大丈夫でしょう。ダメ?

そんなことを考えているうちに、盆踊りも二日間の日程を終えました。明日からはお盆モード全開。例年通り山門施餓鬼会に2ヶ寺随喜。午後からは正太寺の山門大施餓鬼会の大掛かりな準備となります。