書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

動かず

葬儀があったのですが、諸般の事情により久しぶりに師匠が導師を務めました。初七日も師匠が務めましたので、私は葬儀の間しか用がなく、その分空いている時間は明日のことばかり考えています。秋葉山本宮秋葉神社へ、消防分団の三役と班長とでお参りに行ってくるのです。

例年5月頃に行っているようで、昨年も5月にお参りにしたのですが、今年はメンバーの都合がなかなか合わず、ここまでずれ込んでしまいました。

火の神様に一年間の無火災を祈り、お祓いをしてもらうんです。

私からすると宗教が違うということになるのですが、仏教だって自然の力への畏怖は当然持っています。何ら問題ありません。

その後、懇親会があるわけで、まあそれはそれでいいのですが、翌日がきついんですよ。法事が2件。師匠と手分けです。ここまでは新年会とか、新入団員歓迎会とか、その都度当たり前に法事が入っていましたから何とかなる範囲。

問題は、その後にお役僧も入ってしまったこと。体力がもつかなと、真剣に不安になっているのです。維那を務めますので、気を抜ける瞬間はありません。

もしも、もしもですよ、万一ですよ、寝落ちでもしようものなら、前代未聞です。何事にも真剣に取り組むことがモットーの私としましては、懇親会はキャンセルして先に帰ってきたいぐらいですが、立場上それも許されません。

全てはメンバーの気遣いにかかっています。さあ、何時に帰ってこれるでしょうか。

そんなことをずっと考えています。まだ明日のことですよ。そういえば天気がかなり悪そうですね。私の雨男パワーが久しぶりに本領発揮しそうで、怖いです。