書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

布教師会

年に一度の恒例行事。曹洞宗東海管区布教協議会、布教師会総会が開かれました。

宗務所に入ってからほぼ毎回出席していますが、未だに正式な名前が理解できません。書類を参照する限りでは正解だと思うのですが。併催というよりは、午前・午後で名前が変わるような感じでしょうか。

多分どうでもいい話でしょうね。

僧侶というのは布教するのが役割だと心得ておりますが、曹洞宗内には布教師の資格というのがありまして、私はそれを持っていません。だからと言って布教しちゃいけないのかというとそんなこともなくて、そしてなんとなく、この布教師会というのは布教師資格とは別立てで動いているような気がしないでもない。

なぜって。布教師資格を持っていても会員にならわけじゃないから。むしろ、持っていなくても会員になるフラグが他にいっぱいある。入会の意思確認とか、審査とか、無いです。第四宗務所においては。

いまいち定義が謎なんですが、実は以前に一度調べたような気もするんです。宗務所職員としての義務感から。でも覚えていません。きっと、覚えているに値しなかったことなのでしょう。自分の記憶力の無さを、そうして慰めています。

強い雨の降る中での参加となりました。帰り道で初期さんが高速道路で落下物が飛んできてレッカー要請を要するという災難にも遭いました。体は無事のようですが、精神的ショックはかなりあるようです。

同僚としては、とにかく無事でいてくれて良かったと、他に何もありません。明日当番日だけれど、来れるのかな?メッセンジャーで事故直後に連絡が来て、文字ベースで対応のアドバイスをしようと少し書きましたが、副所長さんが電話で色々アドバイスをしてくださったようで、おそらくその状況において最善の手続きが取れたであろうと推測しています。

冷静なアドバイスって、大事なんですよ。どんなにしっかりしている人からでも、動揺というヤツは「当たり前のこと」を奪い去りますから。

日本の高速道路は、とても安全だと思います。人と同じ道を移動する一般道よりも、数倍安全だと思います。ただ、いかに安全運転していても、時として避けようのない災難にも出くわします。

落下物。パーキングエリアのトイレなどで、落下物は落とし主の責任ですと口すっぱく書かれていますが、あれだけだと危険性は伝わりにくいなと、今日ようやく感じました。車の輪留が、前の車に跳ね上げられて目の前に飛んできたというんですよ。あとちょっとタイミングが悪ければ、死んでいた可能性だってあるんです。もしかしたら無傷で生きていることの方が奇跡だったのかもしれません。

輪留を載せているとなるとトラックか何かでしょうけれど、乗用車でもパンクやら何やら、ちょっとした不注意で周囲の車も巻き込んだ事故を起こしかねません。

安全な道路を守るために、自分自身もまた、気を引き締めて、運行前の点検もしっかりしようと強く思わせられました。