漢字にルビを振る。それをずっとやっていました。もちろん一日中というわけではありません。でもかなりの時間を費やしました。結構手間なんですよね。
同じ操作を繰り返し実行するためのショートカットキーもありますが、それにしても面倒臭い。範囲選択して、ルビを入力して、また範囲選択して…
普通はルビって文章の中の一部にだけ振るじゃないですか。
今回行っていたのはお経なんです。つまりは西国三十三所巡りの際に参加者へ配布するものを作っていたのですが、ルビを全部振らないと読めないじゃないですか、普通。
細かな調整の必要な文章は、Mac使いに転向して15年が経つ今でも、一太郎を使います。Windows版です。Mac版も昔はありましたが、確か一太郎5が最終版です。今のMacでは動きません。
一番頼りにしているワープロソフトですが、そんな一太郎でさえも、今日のような作業に対して楽ができる機能を提供してくれません。短い文字列にルビを振ることが前提の実装になっていて、長い文章全体にルビを振るには設定画面が狭すぎます。文字数制限があるかどうか分かりませんが、入力したルビ全体が見渡せない設定画面では、編集作業があまりに非効率となります。事実上、文字数制限があるようなものです。
というわけで、苦手な単純作業を行ってヘトヘトになりました。でも、これで、将来似たようなことをしなくて済みます。大事に使い回していきますよ。
西国巡礼に向けて、着実に準備が進んでいる実感が湧いてきました。当日が楽しみです。