書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ビデオ、作るぞ

あと二週間で、西国三十三所めぐりの旅がスタートします。想定よりは少ない人数での催行となってしまいましたが、ともかく、スタートできることが嬉しいです。

第一回目の評判が良ければ、第二回目から参加してくれる方も出てくるはず。その場合には、マンガンするためには第一回目のコースを追加で回らなくてはなりませんが、それはそれで追加ツアーを企画しようかなと思っています。人数次第ですけれども。

はっきり言って今回は赤字です。30人でもひとり頭数百円の赤字という参加費設定だったのに、人数が少ないために赤字幅が広がってしまいました。でも、昔のようのお寺が旅行を企画して少し収入を得られるという状況ではないように思います。

お寺の体力にもよりますが、赤字覚悟で人を集めて、住職個人とのつながりを深めることで結果としてお寺とのつながりを深めることにつなげて、先々の展開につなげていくための、いわば投資だと思うんです。

他にもやりようはあるでしょうが、私には特別な才覚もありませんから、誰にでもやれる、こういうところから始めるしかないなと思います。

二泊三日の旅行を四回行うんです。普通にちゃんと勤めれば、参加者とのつながりが悪いものになるはずがありません。

ここから参加者を増やしていく必要もあります。事業のアピールをするためには、やはり映像。私のような素人の撮る写真では難しい。その点、ビデオは伝えやすい。作品にするには写真と同じように高い技術が必要ですが、でも、一目瞭然という意味でビデオは簡単です。

そんなわけで、ここでやらねばいつやるのかというタイミングと捉えて、ビデオカメラを一台新調しました。それも、手持ちに特化したビデオ。持ちやすく、運びやすく、手ぶれにつよく、その上で映像が綺麗。そんなビデオカメラを買いました。

個人ではソニーのハンディカムの一番安いお手軽モデルを子どもたちを撮るように使っていますが、まあ色々と問題もありまして。安いというのはそれなりなんだなと思うわけですが、今回買ったものは、高過ぎもしないけど、安くもないです。その分、プレッシャーが大きいです。

ちゃんと活用できなければ、無駄銭になってしまいます。ただでさえここ数年赤字続きだというのに…

まずは色々撮ってみて、編集もしてみて、その上で当日に臨めるように準備をしようと思います。子どもたちを撮ってればサンプルには困りませんので。あとは境内を歩き回るだけでも、各札所をお参りする様子を撮るのの練習になるかも。残された時間は少ないですが、頑張ります。

出来上がったビデオで一緒にお参りに行く楽しみが伝えられれば、第二回の参加者増に絶対繋がるはずなんですから。