書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 ゆったりから、大騒ぎへ

正直休みたい気持ちの当番日。幸いにも来客は少数で、自分のペースで仕事ができました。こういう環境がたまにあるとありがたいですね。

今日は家族のハッピーデーですので、出勤途上でケーキを予約し、帰り道で忘れずに受け取って帰りました。こんな当たり前の行動にも、リマインダーにセットして、位置情報をもとにお知らせしてくれる機能を使わないと心配でなりません。車で走っているとあっという間に行き過ぎてしまいますからね。

何事も順調にこなせた気分で帰宅したら、電話に着信あり。師匠が受話器を取って話している内容は全く頭に入っていなかったのですが、電話を切ってすぐに言うには、長女が吐いた、迎えに来てくれ、と学校から。

学校からそんな電話が来るなんて、入学以来二度目のこと。妻の記憶によれば1年生のインフルエンザ以来ということですので、私が動揺するのは無理もないことです。

とりあえず部屋に仕事の荷物を置きに行き、ついでに妻に電話の内容を話し、そのまま迎えに行こうとすると妻が行くよとささっと支度していました。そしてさらなる事実を告げられるのです。

次女も気分が悪いと言って、トイレに入って出てこない、と。

学校では下痢だったようで、一体何が何やら。同級生も5人ほど午前中で早退しているとのこと。これは、一体。

長女の迎えを妻に頼み、トイレに入っている次女が出てくるのを見守ります。長男は何ともない様子で遊んでいるので、こちらは一安心。

食中毒を疑いましたが、午前中に早退している子がいることから、給食が原因ではありません。朝ごはんに原因を求めても、一番幼い長男が何ともないのですから、違うでしょう。

食中毒でないとすればウィルス性となりますが、一体どこでどうして感染が広がったのか、理由がわかりません。帰宅した長女の話では、他の学年でも学校で吐いてしまった子がいるらしいとの事。うーむ。

原因はともかくとして、娘たちへの対処が大切です。食欲はないようですので、しばらくはご飯抜きで様子を見るしかありません。出るものは全部出して、水分をしっかりとる。これが唯一の対処法です。

食欲が戻ってきたら、消化の良い食べ物から様子を見ることになりますが、それはまだしばらく先のことになりそうです。とにかく目が離せません。

長い夜になりそうです。