書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

はちくの季節

はちくというのはタケノコの一種。タケノコといえば孟宗竹が主流ですが、このはちくもおいしいんです。大体、4月が孟宗、5月がはちく、という感じなのですが、今年は少し遅れていて、ようやくたくさん取れるようになりました。

手頃な長さのはちくを見つけたら、手でぐいっと倒してやるだけ。根元の方でポキッと折れます。折れたところよりも下はもう固いところ。おいしいところだけ手に入れることが出来るんです。掘らずに済むのでお手軽です。

ジャガイモ、バラ肉と一緒に煮込むとおいしいですよ。

せっかくはちくを取りましたが、すぐには味も染みませんので、今日の晩ご飯はたこ焼きパーティ。先週の母の日には出来なかったたこ焼きパーティ。長女が作ってくれたのです。もちろん手伝いはしましたが。でも、ほとんど長女の手によるもの。

あんまり家事の手伝いはさせてこなかったので、4年生ぐらいから少しずつ手伝ってもらうようにして、いよいよ簡単なご飯を作ってくれるようになりました。お料理自体、好きなようです。肉じゃがを作るとか、そういうレベルにはまだ挑戦しそうもないですが、自分の好きなものは作ってみたいという気があるようです。一番良い傾向です。

途中、たこ焼きの素がちょっとしゃばしゃば過ぎないかという不安が発生したものの、焼いてみたら全然そんな事は無く、大変おいしくいただきました。

中身はタコに天かす、ネギ、紅ショウガぐらいですから栄養バランスはさっぱりですけれど、たまにはこういう食事も家族にとって大切だと思います。

長女のおかげで、楽しくおいしく時間を過ごせました。感謝!