月曜日にデータは揃ったので、宗費の明細と、宗務所のデータベースにある情報から算出された宗務所費の明細を見比べるというお仕事をしました。
宗費というのは、宗務庁側で計算から導き出したお寺の規模を点数化したものが基本となり、それにお寺にいる僧侶の属性に応じた追加ポイントが加わって、算出されます。
基本的には大きなお寺ほど高くなり、高位の僧侶であるほど高くなります。
高位になればなるほど安くなるなら、そうなれるように、お寺の維持が少しでも楽になるように、頑張る理由が出来るんですが。
宗務所費もそれに倣って算出しています。これは宗務所単位でいろいろ方法があると思うのですが、我々の宗務所ではそうなっています。
お寺の規模の点数は宗務所にも通知されますから、それを利用します。僧侶の属性による追加ポイントは、こちらでもそれに応じて宗務所独自の金額で加算します。何れにしても宗費と比べるとお安いです。
でも、この計算を間違うことがあるんです。僧侶の属性については宗務所のデータベースにあるものを利用しますので、そのデータが違っていたらお話になりません。そこで、宗務庁が算出してきた金額をもとに、宗務所のデータベースの整合性をチェックしていくんです。
宗務庁の僧侶データを直接見ることもできるんですが、一覧性が悪いので使えなんです。金額から逆算して、求めるんです。複数人僧侶がいると、合計は同じ金額でも数パターンの組み合わせが生じてきて、チェックがややこしいんです。だからあまりやりたくない仕事。
それでもなんとか終えまして、ここが間違っていなければよっぽど間違いはないはずだということで、あとは簡単なチェックの後、大量印刷、大量封詰め、大量発送となります。
実は今日は早出をしまして、おかげで15時頃にはなんとかカタをつけることができました。宗務所費の明細データも各教区に発送して、仕事完了。ここから先は、教区長さんはじめ教区の事務局の皆さんのお仕事です。お待たせを致しました。
どうか間違いがありませんように。しばらくドキドキしながら過ごすことになります。やなんですよね、これ。