書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

Podcastに毒されて

Backspace.fmというPodcast番組を欠かさず聞いています。パーソナリティの一人、ドリキンさんという方が私のツボにはまるガジェットを度々紹介されるので、つられて購入してしまうこともしばしばです。

一昨年ぐらいまではMac使いだったのに、急にWindowsに転向してしまって、おかげで最近離れていたWindows界隈の情報が、Podcastを聞いているだけで入手できるようになりましたが、自分の生活に活かせそうなWindows関連のデバイスを紹介されると使ってみたくなってしまいます。

こういうものの類は、Apple製品よりもWindows周りの方が種類が多いので、今まで抑えられていた感情が溢れ出てくるような感じです。

ドリキンさんにとって、最近はスティックPCが熱いようです。テレビのHDMI端子に繋ぎ、あとは電源を取るだけでテレビがWindowsマシンになってしまうという10年前に夢に見たような製品です。今は本当にあるんですよね。

サンフランシスコ在住の方なのですが、時々出張で日本に戻ることがあり、つい先日もその機会にスティックPCを買い込んで、ホテルのテレビに接続して使い倒していました。スティックPCの性能自体はそれほどでもないのですが、別の高性能なPCにインターネットを介してリモート接続することで、速度面での不満を解消されていました。

ホテルのテレビに映し出されたWindowsの中に、さらに例えば自宅のPCの画面を出して、自宅にいるのと同じように使える、というわけです。

スティックPCに求められるのは通信と画面描画だけであり、実際の処理は遠く離れた高性能なPCがやってくれているというわけで。

Macばかり使っている私が、時折出先で一太郎のファイルに触れなければならないシチュエーションがあります。本当に時折。

その時のために、持ち歩いているMacにはWindowsの仮想環境を入れてあって、でもそのWindowsを動かすにはMacの性能がちょっと乏しくて、ちょっと一太郎をいじりたいだけなのに随分時間がかかったりしていました。

本当にたまにの作業ですが。

そんな時にスティックPCがあればだいぶ楽ができるなぁ。なんて、いろいろ刺激を受けまして、値段を調べた2万円弱。月のお小遣いを全額つぎ込めば買える金額ということで、フラフラしてしまうんです。

とはいえ、稀な機会です。しかも、テレビが必要ですから、泊まりで出張した時のホテルで使うぐらいしか出番はありません。それなのに常日頃からWindowsのアップデートもしておかなければなりません。マニア心をくすぐる品ではあるものの、私の用途に活用するには現実的ではないかなぁ、という結論となりました。

それよりも、iPadを使って自宅のMacにリモート接続する方が現実的かもしれません。次はそれについて調査をしてみようと思います。