書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

控室での過ごし方

湖西市には火葬場が二箇所あります。入出と新居町。入出は地元ですから、正太寺から至近距離です。車で5分ぐらい。

一方、新居町の火葬場までは、一番短くても車で20分はかかります。少し道路が混雑すれば25分、30分と、あっという間に所要時間が伸びてしまいます。

新居町で火葬をした場合、葬儀の後に火葬場でお別れのお勤めをしてから、お寺に戻るのが困難になりました。お寺に戻っても、40分ほどしたらもう出発しなくてはなりません。

ガソリンも勿体無いし、時間も勿体無い。

そんなわけで最近は、控室にとどまらせていただいております。隣町での葬儀であればこうなるのが当然ですが、同じ市内においてこういう事態になるとは。湖西市も広くなったもんです。(数年前に新居町と合併)

お寺に戻らないとなると、今度は控室で1時間半〜2時間弱、待たなくてはなりません。たいていの場合テレビはないし、くつろぐ環境にもありません。

鍵もかかりませんから、横になって休むというのもドキドキします。今日は寝ましたけど。昨夜の歓迎会のため寝不足で。もちろん、葬儀に影響が出ないように、無理言って早く帰っておりますが。

最近はiPadを持ち込んで、こうした日記を書いたりしています。前日の日記が書けていない時など、はかどります。他に集中を削ぐものがありませんからね。

出来ればもっと本格的に仕事をしたいところですが、まさか会計伝票を持ち込むわけにもいきません。iPadではやれることに制限もありますし、MacBookを持ち込んでも画面サイズが小さいと目が疲れると肩がこるし。

でももうちょっと何か出来ることが増やせるといいなと考えております。何かしてないと、別れの寂しさに飲み込まれそうになることもありますので…