書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

準備、準備

明日は弘法様の山開き。正太寺の裏山には、弘法大師ミニ霊場があります。山頂には親弘法様と呼ばれる大きな石像も。何故か弘法様に積極的な曹洞宗寺院です。

そしてまた明日は、湖西市消防団の入退団式。分団長は本部員とともにこの準備も行かなくてはなりません。

午前中は法事。午後から入退団式の準備。一体いつ弘法様の支度をすればいいのやら。

そこへ登場するのが我が師匠。法事を終え、急いで入退団式の準備に向かう私に、支度はやっとくでいいよ、と一言。

素晴らしい。弟子の気持ちの読める師匠万歳。

準備開始時間ちょうどに会場へ到着し、なんと1時間もかからずに準備終了。昨年一度やってますので、みんな要領が良いです。

私はこの場で新入団員への貸与物を預かりました。明日早速必要になる活動服を始めとして、10人分ですので結構な量です。それを詰所へ搬入し、各人ごとに仕分けします。明日、団員の集合時間の30分前に新入団員を招集していますが、その30分で、活動服にバッジや名札、ワッペンをつけ、初めて袖を通さなくてはなりません。バッジは千枚どうしで穴を開けなくてはなりませんから、手間は食います。

一人二人ならすぐですが、10人ですからね。

そんな仕分けをしていたら、少し遅くなりまして、お寺に戻ったら大半の支度が終わっていました。師匠、大変ありがとうございます。

ずいぶん字数を使いましたが、結局のところ、自分の本職を見失いかけているというお話でした。誰か助けてください。師匠以外にも。