書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

出初式前夜

明日は出初式、というわけで、午前中は準備に行って来ました。こうした準備は、一般の団員に労をかけることなく、分団長と本部員で行われます。まあ、概ね本部員が中心で、分団長は言われるがままに動くだけですけれど。

数日前から喉の違和感がありましたが、ここにきていよいよ怪しくなってきました。明日は行進をするのに分団員に対して号令をかけなくてはなりません。大きな声が出なくては示しがつきませんので、喉は大事にしておかなくては。

と言いつつ。午後から法事が一件。お施主さんは遠く東京からお越しになっての法事です。地元入出のお檀家さんと差がついてはいけないとは思うのですが、しかし東京からとなると法事のときぐらいしか顔を合わせませんので、気合が入ります。短い時間で、いかに曹洞宗の教えに触れてもらえるか、力量が試されるのです。

しかし大問題が発生。午前中の疲れを癒すために15分ほど昼寝をしたのですが、目が覚めたら声の出が悪くなっていました。すっきり出ません。ちょっと無理をしないと普段お経を読むときの声量にもならないような調子でした。

しかし先の書いた理由により、私は気合が入っています。無理やり声を出してしまいました。おかげでその場は良かったのですが、夜になったらまともな声が出なくなってしまいました。大ピンチです。

早く寝ることを決意し、それを家族中に宣言することで履行を確実なものとしました。早寝したぐらいで回復が望めるような喉ではありませんが、寝ないよりはマシでしょうよ。

ではでは、おやすみなさい。